2014年06月09日
スポオソ狂想曲~オンライン編~(3)
※(2)のつづきです。(1)はこちら。
萌えも緩さもミジンも無いんだよでおなじみの、まかなおさん”押しメン”の東京メトロマスコットガールの駅乃みちかさん。

みちかちゃんが新たに好きなものとしてあげている「エッグベネディクト」がなんたるかを全く分からずに検索してまうなど、完全に弄ばれています。
で、そのみちかちゃんのセリフ

みんなも一緒に
ルンルンしよう?♡ の
「ルンルンしよう」+「?」+「♡」の組み合わせが斜め上に斬新すぎて完敗なまかなおさんでした。
※今回、うっとおしいほどの超長文エントリーですが、そんな状況でもみちかちゃんネタは外せないまかなおさんなのです。申し訳ございません!
------------
さて、スポーツオーソリティ狂想曲のタイトルから完全に脱線している今回のシリーズ。
引っ張りすぎた感満載なので、まかなおさんがカートに入れたペグハンマーをさっさと紹介します。
こちらです。

コールマン スチールヘッドハンマーII です。
「それ買うんやったらスノーピークのでええやん?」
という声も聞こえてきそうですが、まかなおさん的には、このペグハンマーの不遇な現在のポジションを思わずモクモクと妄想してしまい、思わずお迎えを決断してしまった訳です。
どれぐらい不遇かというと、ナチュラムさんでどうやっても買えないぐらい不遇なのです。
だから製品へのリンクはコールマン公式へのリンクなのです!
◆スチールヘッドハンマーII
http://ec.coleman.co.jp/item/IS00060N03163.html
では、そのモクモクしたまかなお芸(妄想)のお時間です。
アウトドア業界において、「価格と品質の絶妙さ」と「強力な流通網による販売力」の両輪で絶対的なポジションに位置する王者コールマン。
その王者コールマンですが、こと日本市場においては、高品質・高価格なプロダクトで熱狂的なファンの創生にいそしむスノーピークに手を焼いています。
対抗するにしても、コールマンは、本格アウトドア専門店のみならず、スポーツ量販店も、ホームセンターもディスカウント店も、という全方位展開を進めていますので、単に「高品質・高価格」プロダクトを投入するというのは得策ではありません。
スノーピークは、もともとそんなに大きい市場ではない、“キャンプ用品のハイクオリティ・ハイプライス”市場を成立させるために、販売店を絞るという戦略を取りました。
その理由を、山井社長自ら、
「スノーピークの全商品を店頭に並べてもらい、スノーピークの世界観をきちんと伝えるため」
と語っていますが、まかなおさんはもう一つのビジネス上の課題解決の要素も大きいのではと見ます。
実際の販売数と店頭在庫数の問題です。
例えば、全国で一か月に100個しか売れないものを、全国1000店舗で在庫展開したとしましょう。
その100個が全部違う店で売れたとしても、残り900店舗では、月に一本も売れない不動在庫です。
その売れない状態が何か月も続くと、ホコリをかぶって不良在庫と化します。
※さらに言うと、販売数の少ないモノは、“あまり売れないものもちゃんと置いてありそう”な店に需要が偏ります。
(だから、Amazonが本やCDの販売でどんどん強大になるのは、当たり前の結果なのです)
そんな、ホコリをかぶった高級品ほど、店舗にとって厄介な存在はありません。
そして、各販売店の売れ残りの山は、結局メーカーの首を絞めることになるのです。
「前仕入れたアレのせいで、新しいの仕入れられへんわ」の罠です。
...ということからも、「展開店舗を、その市場規模に見合った数にきちんと絞る」というスノーピークの戦略は、ブランド価値を維持するために需給バランスを保つという必要な戦術要素でもあるのです。
で。
コールマンは、スノーピーク対抗ラインとして投入した“マスターシリーズ”にて、同様に取扱販売店を絞る戦略を取っています。
マスターシリーズの価値を守り、過剰在庫問題を引き起こさないために、スタンダード品と売り分けるという戦略を取ったコールマンは、逆にそのスタンダードプロダクトと明確な線引きを行うために、販売店WEBショップでのマスターシリーズの取扱いを自粛させる徹底ぶりを見せます。
(そんなマスターシリーズの取扱店舗は、ことごとく、スノーピーク取扱店と重複しています。)
◆コールマン マスターシリーズ 取扱店舗一覧
http://www.coleman.co.jp/masterseries/storelist/index.html
「あんた、ごちゃごちゃ言ってるけど
何が言いたいねん?」
...もうちょっとだけ、お付き合いください。
実は、コールマンは、スノーピーク印のペグハンマー対抗品を、マスターシリーズラインアップとして、鍛造ペグと同時に2005年に投入しています。

Coleman(コールマン) パワーマスター スチールヘッド ハンマー
初代モデル。
このハンマーは、外観はスノーピークのペグハンマーと、まったく異なるデザインですが、
実際には、超強烈に意識した対抗プロダクトであることが、コールマンのWEBサイトに掲載されています。
------
”いいテントには、いいアクセサリーが必要。そんな理由から、このハンマーは生まれました。ただ、このカテゴリーには圧倒的な競合他社の存在があります。だから「真似をしない」というプライドを持って、素材から造形までを仕上げました”
”やっぱり、同じものはつまらないっていう気持ちはありますよね。”
参照元: http://www.coleman.co.jp/masterseries/#/brand/ (2005年を参照)
------
その二世代目に位置づけられる、スチールヘッドハンマーII。

※店頭で並んでいた新旧スチールヘッドハンマー
どうみても、スノーピーク印のハンマーに影響されたやろ?
という木製グリップにブラック鍛造ヘッドを採用した開き直りデザインが、
もうまかなおさんのツボを突きまくるのです。
しかも、初代スチールヘッドハンマーよりも、スノーピークの竹モデル(Pro.S)よりも高価格設定でありながら、マスターシリーズではない、グリーンのパッケージによる“コールマン・スタンダード”としての投入です。
このハンマーのスタンダード品への「格下げ」に伴い、以前はパワーマスターシリーズだったシルバーの鍛造ペグも、コールマンオンラインから姿を消し、代わりにソリッドステークに似た黒い鍛造ペグをスタンダードラインとして投入しています。

Coleman(コールマン) スチールソリッドペグ 30cm/1pc×6【お得な6点セット】
コールマン版のソリッドステーク。
この状況から、ひとつの推理が導きだされます。
コールマンとして、
「スノーピークが、ソリッドステークでぺグの概念自体を変えた」
ことを、オオヤケに認めた、ということです。
まかなおさんは、以前「ファミキャントライ大作戦(9)」で、コールマンのマスターシリーズについて、こう書いています。
-----
コールマンのプロダクトにおいて、そのブランドの立ち位置が
「品質と価格の絶妙なバランス加減にある」とするならば、
マスターシリーズは、
「普通に必要な品質のモノを、リーズナブルに提供するという
いつもの絶妙さは、持っていませんヨ宣言」
に他ならないと思うのです。
-----
...かいつまんでいうと「マスターシリーズは特別なの」宣言です。
マスターシリーズは、高品質(かつ高価格)な羨望のブランドシリーズですが、「コールマン全体」から見れば、生産量も少ない限定されたキャンプ愛好家向けの位置づけのプロダクトとも言えます。
そのコールマンが、鍛造ペグおよび鍛造ペグハンマーについて、業界王者のプライドを捨てて、競合他社を意識したデザインを採用し、スタンダード品として再定義したのは、些細な変更ですが、意味は非常に大きい、と思うのです。
コールマンの鍛造ペグシリーズ「スチールソリッドペグ」は、単品ではまだ20㎝と30㎝しか市場投入されていませんが、実は先般まかなおさんが入手したアルミハンモックスタンドには、単品投入していないコールマン謹製の40㎝鍛造ペグが2本付属していました。
コールマンマニア(まかなお推定)でソリッドステーク30を40本所有(自称)するぷにゃぷにゃさんをして「これだけ欲しい」と言わしめた逸品です。
店頭でも、(おそらく)営業部の手作りポップで、まずはコールマンファンに振り向いてもらおうと、頑張っています。

彼らは、これ以上ペグから始まる略奪愛を野放しにはできないのです。
今後、「打倒ソリッドステーク」を掲げたコールマンによる”鍛造ペグ大戦争”が、店頭で見られるのではないかと、勝手にわくわくしているまかなおさんなのでした。
(続く)
※実際にペグ打ち&抜きで使ってみると、重量ヘッドでペグ打ちも快適ですが、
ペグ抜き部分がめちゃくちゃ使いやすくて、
思わずコールマン・愛を叫びたくなります。

パッケージの該当部分を拡大すると、こんな感じなのです。


今回、過去最長じゃね?とか思ったりしたら、好きな方を押す。
萌えも緩さもミジンも無いんだよでおなじみの、まかなおさん”押しメン”の東京メトロマスコットガールの駅乃みちかさん。

みちかちゃんが新たに好きなものとしてあげている「エッグベネディクト」がなんたるかを全く分からずに検索してまうなど、完全に弄ばれています。
で、そのみちかちゃんのセリフ

みんなも一緒に
ルンルンしよう?♡ の
「ルンルンしよう」+「?」+「♡」の組み合わせが斜め上に斬新すぎて完敗なまかなおさんでした。
※今回、うっとおしいほどの超長文エントリーですが、そんな状況でもみちかちゃんネタは外せないまかなおさんなのです。申し訳ございません!
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さて、スポーツオーソリティ狂想曲のタイトルから完全に脱線している今回のシリーズ。
引っ張りすぎた感満載なので、まかなおさんがカートに入れたペグハンマーをさっさと紹介します。
こちらです。

コールマン スチールヘッドハンマーII です。
「それ買うんやったらスノーピークのでええやん?」
という声も聞こえてきそうですが、まかなおさん的には、このペグハンマーの不遇な現在のポジションを思わずモクモクと妄想してしまい、思わずお迎えを決断してしまった訳です。
どれぐらい不遇かというと、ナチュラムさんでどうやっても買えないぐらい不遇なのです。
だから製品へのリンクはコールマン公式へのリンクなのです!
◆スチールヘッドハンマーII
http://ec.coleman.co.jp/item/IS00060N03163.html
では、そのモクモクしたまかなお芸(妄想)のお時間です。
アウトドア業界において、「価格と品質の絶妙さ」と「強力な流通網による販売力」の両輪で絶対的なポジションに位置する王者コールマン。
その王者コールマンですが、こと日本市場においては、高品質・高価格なプロダクトで熱狂的なファンの創生にいそしむスノーピークに手を焼いています。
対抗するにしても、コールマンは、本格アウトドア専門店のみならず、スポーツ量販店も、ホームセンターもディスカウント店も、という全方位展開を進めていますので、単に「高品質・高価格」プロダクトを投入するというのは得策ではありません。
スノーピークは、もともとそんなに大きい市場ではない、“キャンプ用品のハイクオリティ・ハイプライス”市場を成立させるために、販売店を絞るという戦略を取りました。
その理由を、山井社長自ら、
「スノーピークの全商品を店頭に並べてもらい、スノーピークの世界観をきちんと伝えるため」
と語っていますが、まかなおさんはもう一つのビジネス上の課題解決の要素も大きいのではと見ます。
実際の販売数と店頭在庫数の問題です。
例えば、全国で一か月に100個しか売れないものを、全国1000店舗で在庫展開したとしましょう。
その100個が全部違う店で売れたとしても、残り900店舗では、月に一本も売れない不動在庫です。
その売れない状態が何か月も続くと、ホコリをかぶって不良在庫と化します。
※さらに言うと、販売数の少ないモノは、“あまり売れないものもちゃんと置いてありそう”な店に需要が偏ります。
(だから、Amazonが本やCDの販売でどんどん強大になるのは、当たり前の結果なのです)
そんな、ホコリをかぶった高級品ほど、店舗にとって厄介な存在はありません。
そして、各販売店の売れ残りの山は、結局メーカーの首を絞めることになるのです。
「前仕入れたアレのせいで、新しいの仕入れられへんわ」の罠です。
...ということからも、「展開店舗を、その市場規模に見合った数にきちんと絞る」というスノーピークの戦略は、ブランド価値を維持するために需給バランスを保つという必要な戦術要素でもあるのです。
で。
コールマンは、スノーピーク対抗ラインとして投入した“マスターシリーズ”にて、同様に取扱販売店を絞る戦略を取っています。
マスターシリーズの価値を守り、過剰在庫問題を引き起こさないために、スタンダード品と売り分けるという戦略を取ったコールマンは、逆にそのスタンダードプロダクトと明確な線引きを行うために、販売店WEBショップでのマスターシリーズの取扱いを自粛させる徹底ぶりを見せます。
(そんなマスターシリーズの取扱店舗は、ことごとく、スノーピーク取扱店と重複しています。)
◆コールマン マスターシリーズ 取扱店舗一覧
http://www.coleman.co.jp/masterseries/storelist/index.html
「あんた、ごちゃごちゃ言ってるけど
何が言いたいねん?」
...もうちょっとだけ、お付き合いください。
実は、コールマンは、スノーピーク印のペグハンマー対抗品を、マスターシリーズラインアップとして、鍛造ペグと同時に2005年に投入しています。

Coleman(コールマン) パワーマスター スチールヘッド ハンマー
初代モデル。
このハンマーは、外観はスノーピークのペグハンマーと、まったく異なるデザインですが、
実際には、超強烈に意識した対抗プロダクトであることが、コールマンのWEBサイトに掲載されています。
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”いいテントには、いいアクセサリーが必要。そんな理由から、このハンマーは生まれました。ただ、このカテゴリーには圧倒的な競合他社の存在があります。だから「真似をしない」というプライドを持って、素材から造形までを仕上げました”
”やっぱり、同じものはつまらないっていう気持ちはありますよね。”
参照元: http://www.coleman.co.jp/masterseries/#/brand/ (2005年を参照)
------
その二世代目に位置づけられる、スチールヘッドハンマーII。

※店頭で並んでいた新旧スチールヘッドハンマー
どうみても、スノーピーク印のハンマーに影響されたやろ?
という木製グリップにブラック鍛造ヘッドを採用した開き直りデザインが、
もうまかなおさんのツボを突きまくるのです。
しかも、初代スチールヘッドハンマーよりも、スノーピークの竹モデル(Pro.S)よりも高価格設定でありながら、マスターシリーズではない、グリーンのパッケージによる“コールマン・スタンダード”としての投入です。
このハンマーのスタンダード品への「格下げ」に伴い、以前はパワーマスターシリーズだったシルバーの鍛造ペグも、コールマンオンラインから姿を消し、代わりにソリッドステークに似た黒い鍛造ペグをスタンダードラインとして投入しています。

Coleman(コールマン) スチールソリッドペグ 30cm/1pc×6【お得な6点セット】
コールマン版のソリッドステーク。
この状況から、ひとつの推理が導きだされます。
コールマンとして、
「スノーピークが、ソリッドステークでぺグの概念自体を変えた」
ことを、オオヤケに認めた、ということです。
まかなおさんは、以前「ファミキャントライ大作戦(9)」で、コールマンのマスターシリーズについて、こう書いています。
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コールマンのプロダクトにおいて、そのブランドの立ち位置が
「品質と価格の絶妙なバランス加減にある」とするならば、
マスターシリーズは、
「普通に必要な品質のモノを、リーズナブルに提供するという
いつもの絶妙さは、持っていませんヨ宣言」
に他ならないと思うのです。
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...かいつまんでいうと「マスターシリーズは特別なの」宣言です。
マスターシリーズは、高品質(かつ高価格)な羨望のブランドシリーズですが、「コールマン全体」から見れば、生産量も少ない限定されたキャンプ愛好家向けの位置づけのプロダクトとも言えます。
そのコールマンが、鍛造ペグおよび鍛造ペグハンマーについて、業界王者のプライドを捨てて、競合他社を意識したデザインを採用し、スタンダード品として再定義したのは、些細な変更ですが、意味は非常に大きい、と思うのです。
コールマンの鍛造ペグシリーズ「スチールソリッドペグ」は、単品ではまだ20㎝と30㎝しか市場投入されていませんが、実は先般まかなおさんが入手したアルミハンモックスタンドには、単品投入していないコールマン謹製の40㎝鍛造ペグが2本付属していました。
コールマンマニア(まかなお推定)でソリッドステーク30を40本所有(自称)するぷにゃぷにゃさんをして「これだけ欲しい」と言わしめた逸品です。
店頭でも、(おそらく)営業部の手作りポップで、まずはコールマンファンに振り向いてもらおうと、頑張っています。

彼らは、これ以上ペグから始まる略奪愛を野放しにはできないのです。
今後、「打倒ソリッドステーク」を掲げたコールマンによる”鍛造ペグ大戦争”が、店頭で見られるのではないかと、勝手にわくわくしているまかなおさんなのでした。
(続く)
※実際にペグ打ち&抜きで使ってみると、重量ヘッドでペグ打ちも快適ですが、
ペグ抜き部分がめちゃくちゃ使いやすくて、
思わずコールマン・愛を叫びたくなります。

パッケージの該当部分を拡大すると、こんな感じなのです。



今回、過去最長じゃね?とか思ったりしたら、好きな方を押す。