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2013年07月14日

愛すべきチェアを求めて(2)

※本エントリーは、愛すべきチェアを求めて(1) からの続きです。

千円のチェアを優しく太ももに食い込むパイプによって封じられたまかなおさん。

「座り心地とおサイフへの優しさの両立。」をめざして、まずはアウトドア用チェア業界の全体像を把握すべく、情報収集につとめます。

...なん、だと?

タープの時もそうでしたら、大変めんどくさいことになっていました。

まず、「キャンプでのリビングスタイルを選ばないと、チェアは選べない」という事態に!

しかも、そのリビングスタイルが、キャンプ場での過ごし方に大きく関わってくるとのこと!

リビングスタイルはまずは大きく分けて3つ。(あくまで、まかなおさん的理解です)

◆ベーシックスタイル

従来からあるスタイルで、だいたい高さ70cmのテーブルで食事をするスタイル。
チェアの座面高は約40センチ以上

Coleman(コールマン) リゾートチェア2
Coleman リゾートチェア2

どこでも売ってるド定番。座面高は42cm





◆ロースタイル

ベーシックスタイルより低いテーブルとチェアで楽しむ、ここ2、3年で爆発的に流行りだしたスタイル
チェアの座面高はベーシックスタイルより低く35センチ程度

Coleman(コールマン) キャンバスコージーチェア
Coleman キャンバスコージーチェア

コールマンのローチェア。座面高は34cm





◆グラウンドスタイル

地べたにシートを引いて、お座敷風に楽しむスタイル
チェアはなくてもいいが、簡易座椅子みたいなチェアがぼったくりお高めのプライスで販売中。

Coleman(コールマン) コンパクトグランドチェア
Coleman(コールマン) コンパクトグランドチェア

座椅子。座面高はほぼゼロ





”地べた座り”がグラウンドスタイルというかっちょええ名前で、「よりリラックスしたスタイルを求めるあなたに」とか書かれています。
おもわず、ピクニックシートからの脱却を目指していたことを忘れてあこがれてしまいそうになります。


なるほどなぁ。

このあたりにアウトドア業界の事情が見えてくるような気がするまかなおさん。

業界は違いますが、伊達に某社で製品企画を担当しているわけではありません。

...今回はちょっとまじめですよ?

長年続いたであろう、キャンプ用テーブルとチェアをめぐる、メーカー間およびショップ間の販売競争。

おそらく、最初はもうちょっと高い価格帯だったのではないかと思うのです。

キャンプやアウトドアで必須なアイテムで、数量がでるアイテムのひとつが、チェアであることは間違いありません。

テントは家族にひとつだが、チェアは人数分!


ここに目をつけた大手チェーン店は、プライベートブランド化して一括調達で買いたたいてコストを下げ、低価格で一押しで販売します。

「あの四千円のアレ、プライベートブランドで二千円にしました!お客様の味方です!」

プライベート品二千円、メーカー品四千円では、メーカー品の売り上げがパタリと止まります。大変な事態です。
メーカー担当者が会議で吊るし上げを食らいます。

「なんとかしろ。」

メーカーの担当者は、なんとかすべく、四千円のメーカー品を泣く泣く三千円にするのです。
そうしないと会社を首になるのです。

「千円差なら、メーカー品だよね。」という流れがちょっと生まれ、売り上げが少し回復します。


しかし、これで終わりにはなりません。

メーカー品よりもお安くて品質が良いことを売り文句にするプライベート品サイドとしてはそれでは困るのです。

なんせ一括調達というバクチ買いを仕掛けているので、ここであとにはひけません。

「メーカーさん下げちゃったから思ったよりうれないねぇ」を放置していたら、会社を首になるのです。

「プライベート品、千五百円に価格を見直しました。」

「えー!」
またまた二倍の価格差で売れなくなったメーカーとしては...


その結果、”それなりのチェアが千円”ということになったのではないかと、まかなおさんは思うのです。


そうなると、これまた当然のことながら、
「おまえ、担当だろこの状況なんとかしろギロリ」
と、メーカーの製品企画担当者(なかのひと)が上層部からゲキを飛ばされます。

あわわわわ。(←そうなっちゃうのはまかなおさんだけです)


で、うんうん考えた結果、
「そうだ、ちょっと低いテーブルとちょっと低いチェアを”ロースタイル”として流行らせちゃえばいいんじゃね?」
と思いついた人がいるのです。


きっと。

(続く)

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