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Posted by naturum at

2016年09月03日

デカゴン・フィーバー!

ナニゲに大満喫した某所を後にして、近場のコストコへ向かったまかなおさん。


先週末(8月末)に、

「9月から年会費値上げだって!」という撒き餌情報にまんまと乗っかって、8月の最終週に、数年ぶりに常滑でコストコに再入会したところだったのです。


・・・我ながらまんまとすぎます。


そして、

こないだ、この某所近場のコストコに、あのデカゴンが展示してるという情報を聞きつけていたので、
それは一度見ておかねば、という思いもあったのです。


おお!あれは!





デカゴンが飛んでいる!



すげぇ!


バイヤーこれやりたかっただけやろww



・・・そろりと近づいてみます。


!!!


・・・在庫が置いてありました。




というか、デカゴンの実物は、赤城山で数度目撃してますが、
現物の在庫(パッケージ)を見たのははじめてなのです。
ファーストコンタクトです。


ムハー。
(ちょっと盛り上がるまかなおさん)

ロゴス(LOGOS) スペースベース デカゴン-N

タマゴ食べたらデカゴン(わかんねぇよなぁ)



で、何キロあるねん?


・・・・・

・・・・・




28キロ!



おまけに収納サイズも、150cm近いローングサイズです。


でかすぎやろ?

流石に、万一装備したとしても、収納場所がとてもありません。



で、おいくらやねん?

小耳に挟んだ情報では、10万円ぐらいと聞いていたまかなおさん。





ん?


・・・・・


・・・・・


んんん?








77,777円!



フィーバー!



途端に、
アブラアセがシタタリ落ちます。



久々のオオネタ!




これはウケる!!



ブログ再浮上のチャーンス!



が。



奥様からの

「こんなデカイのいらない。」

という冷静・的確で痛恨のツッコミにより、危うく難を逃れたまかなおさんなのでした。




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Posted by まかなお at 23:31Comments(3)テント・タープ系

2015年10月18日

出会い頭のフラッグ・シップ(2)

昨日に引き続き、チェックと虫干しを兼ねた試し張りに出かけているまかなおさん。

これはっ!のテントの方も一緒に張って見ました。



おそらく、ウェザーマスターのスクリーンタープと一緒に買い取られたであろう、初期型ブリーズドームも一緒にせしめていたのです。

まかなおさん家初めての、ファミリーサイズのドームテントです。

ぷにゃぷにゃさんから、現行のブリーズドームはインナーの一部でしかコットン生地が使われてないけど、初代モデルはインナーがオールコットンなんだよ!と聴かされていたので、これはもう発見した瞬間に買い!なのでした。

おおぅ!







オールコットンインナーのブリーズドームがうちにやってくるなんて!


しかも、買うときに開けて中身をチェックしたときにも感じてたのですが、



一回か二回使われただけで、延々と仕舞われてただけの不遇のテントに違いないクラスの美品です。


しかも、お値段は、



量販店の入門クラスのドームテントの処分価格なみ!


・・・あまりにうまい話なので、罠があるんじゃ無かろうかとも思ったりする、まかなおさんなのでした。

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Posted by まかなお at 15:51Comments(2)テント・タープ系

2015年10月17日

出会い頭のフラッグ・シップ。

先週の三連休最後の日、近場のデカいブックオフに出没したまかなおさん。

いつものように期待せずに、キャンプコーナーに向かったトコロ、元のキャンプコーナーはスキースノボ軍団に占領され、壁際のちんまりしたコーナーに追いやられておりました。


・・・秋だのう。


ん?





ウェザーマスターのタープが箱入りで!


箱入りのテントやタープの中古品は、基本的にクオリティに期待できる筈なのです。


白いレースのシートカバーが付いてる中古クラウンの如くです!


どちらもムハムハ心惹かれたものの、スクリーンタープをゲット。





お値段は、古めの逸品ということもあり、なんと一万五千円ほどでした。




やほーい!



そんなこんなで、今日は某公園へ、チェックと虫干し的なモノを兼ねて試し張りに。




思った通り、なかなかの美品!


ウェザーマスターの初代スクリーンタープというだけあり、若干のシームの劣化がありますが、逆に気になるところはそれぐらいです。





スリーポールタイプだからこその、サイドのDドアーがいい感じです。






ええのう!



ええのう!


・・・


・・・・


・・・・・


・・・・・・・





これはっ!


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Posted by まかなお at 16:01Comments(0)テント・タープ系

2015年05月24日

インスタントシェード設営in某公園なう。

先週試し張りして超お気に入りになったインスタントシェードを実戦投入してるまかなおさん。


某公園の一角を陣取って、早速設営です。



先週の設営時は、台風一過の吹き返しの強風で断念した、サイドウォールもがっちり装着してみました。



あくまでシェードなのに、なにこのプライベート感!


・・・


・・・・


流石に暑苦しいわ!




標準装備のハーフフラップを外して、前方視界を確保してみました。

こういう多彩なアレンジと、

あくまで日除けです!シェードです!

という公園無双な所が、なんともまかなおさん好みな逸品なのでした。


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Posted by まかなお at 16:13Comments(0)テント・タープ系

2014年12月23日

まかなお流、ロゴスドゥーブルテントの設営指南。(完)

先週末は、赤城山でボイセンベリーのクリスマスケーキを作ってました。



近況報告終了。
--------

さて、引っ張った上にスローペースでヒンシュク中の当連載、なんとか今回やっつけようと思います。

「ポールを4本差し込んだツールームをどうやって立てるのか」



問題はここに絞られるのです。


ポイントは!


「立てた後は、キレイに立つ」なのです!


アタリマエですが、どうして立てたらキレイに立つかというと、
「フライとポールの位置関係が適正だから」なのです。

これが、偏って引っ掛かったりすると、極端にポールがしなったり、フライが無理に引っ張られたりするのです。



じゃあ、どうすれば?


話は簡単です。

ピンを差す段階から、フライとポールの関係を、適正に保てばイイのです。


では、具体的に。

ピンを差す前に、一人が、下記の図の位置でポールを二本つかんで立ちあがり、


実際にはこのへんを持つ感じ。(写真は左手側だけですが、同じように右手側もつかむ)


その隙に、もう一人が、逆側のピン二つを差し込むのです。


ポールをつかんでいる人は、「スリーブの引っ掛かり」に気を付けつつ、フライシートが偏よらないように、フライシートをたぐって、フライとポールができるだけ適正な関係になるように調整します。

実際のトコロ、
「立てた状態の適正なポールとフライの位置は、毎回全く同じ」
なのですが、
ポール4本がクロス状に通っているためその調整がしにくいのが、このドゥーブルの弱点なのです。


あとは、手前側。

続けてポールを持ちつつ、もう一人が足元で、手前側の二つのピンも差し込みます。


コツとしては、ポールを持っている方が、ピンを差しやすいように、フライを引っ張ってあげると、差し込みやすくなります。

あとは、リビング側です。

既に寝室側がもちあがっているので立てやすいですが、ここで気を抜くと、引っ掛かりのワナにハマってフライのスリーブを破っちゃう可能性がありますので、

上と同じく、一人がポールを持って、もう一人が反対側からピンを差して回る、を実行します。

「フライシートとポールにムリな力をなるたけかけない」を心がけつつ、
ピンを差す前から、適正な関係を保ちつづけるよう調整するのです。


ポール両端のピンを差した状態は、すでにドームテントを構築するだけのテンションがかかっているために、ポールのツギメがフライに引っ掛かりやすくなっています。

だから、両サイドのピンを差す前に、フライ&ポール位置の調整はすませておくに越したことはないのです。


これ、取扱説明書に書いといてください、ロゴスさん!

ドゥーブルを立てるときに、いつもいびつな形から何とかすべく途方にくれてた、という方はぜひお試しくださいませ。



・・・でもまぁ

やっぱり、ロゴスのドゥーブルテントは、
フライシートとポールの関係にツギメの引っ掛かりがない「ジュラルミンポール」の、
プレミアムでグレートなヤツ、がおすすめだと思うまかなおさんなのでした。

ロゴス プレミアム PANELグレートドゥーブル XL-N
ロゴス プレミアム PANELグレートドゥーブル XL-N

オススメなのです!






(完)

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Posted by まかなお at 10:15Comments(14)テント・タープ系

2014年12月17日

まかなお流、ロゴスドゥーブルテントの設営指南。(2)

さて、(師走のバタバタで間が空いてしまいましたが)続きです。


単純クロスポールのドームテントの場合の設営テクニックとして有名なのは、
「一本目のフレームを通す場合は立てずに、地面に弓を描くようにしならせて、ポールの両端をフライのピンに差し込む」というテクニックです。

が、このドゥーブルテントの場合は、四本のロングポールが絶妙の間隔で仕込まれているために、そうも行かないのが厄介です。

フライシートはこんな感じなので、

※ロゴス プレミアム PANELグレートドゥーブル XL-N のマニュアルより

ポールを4本とも差し込むとこうなるのです。


このポールどもが、相互にテント立てるのを邪魔してくるのです!

一つの方法として、先に寝室側のポール二本だけを差し込んで、
寝室のみを通常のクロスポールフレームのドームテントと同様に立ち上げたあと、
残りの二本を差し込むという設営の仕方もあります。
(某店店長オススメの立て方)

が、この方法は、残りの二本のポールを差し込む時に、フライのスリーブ(ポールを通す部分)が、立ち上げた寝室側のせいでとてもポールを通しにくい状態となったりするのです。

スタンダードなドゥーブルシリーズは、コストの兼ね合いでグラスファイバー製ポールを採用しているために、ポールの継ぎ目があり、その継ぎ目がスリーブ途中の縫い目などに引っかかる事がママあります。

変なところに意図せずにポールの継ぎ目が引っかかり、フライシートやポールの一部にムリな力が掛かりやすいのが、このスタンダード・ドゥーブルシリーズ最大の弱点だとまかなおさんは思うのです。

ポールやフライに掛かったムリな力は、ポールの破損やフライのスリーブ部が破れるという結果を引き起こし、このテントステキやん!的ロゴス愛が雲散霧消する結果となるのです!
※現行モデルは、フライ側のスリーブが引っ掛かりにくいデザインに変更されていましたので、まかなおさんの初代テントのようなことはなくなっているかもしれません。



この問題の最大の対策は。


ゴクリ。



まかなおさんと同じ、継ぎ目のないジュラルミン製ポールを採用した、プレミアムでグレートなテントを買うことなのです!

ロゴス プレミアム PANELグレートドゥーブル XL-N
ロゴス プレミアム PANELグレートドゥーブル XL-N

買うだけでまかなおさん家とおそろい!




...でもまぁ。



今更そんなん言われても、とか、

これからキャンプを始めるんやから、まずは普通のやつで、
と言うご意見もよおく解ります。


まかなおさんは、昨年の9月に、実際に上記のような理由でポールを二本破損させた時、それを配管補修テープでぐるぐる巻きにして応急修理をし、その後3ヶ月間、その応急修理した危ないポールのママ、10月から1月までキャンプしてました。

※再掲:痛々しいポール


その時に編み出した立て方を、皆様に伝授いたします!

(やっぱり続く)

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Posted by まかなお at 20:41Comments(4)テント・タープ系

2014年12月12日

まかなお流、ロゴスドゥーブルテントの設営指南。(1)

前回のロゴスインロゴスエントリーで、こんなご質問をコメント欄に頂きました。

-------
プレミアムでグレートなテントはまかなお様が一人で設営されているのですか?それとも奥様との共同作業でしょうか?

似たテントを所有しておりますが、ポールを通しテントを立ち上げる際、ポール折れるんじゃね?って不安にいつもおそわれております。

設営手順が悪いのか?センス無いのか?

まかなお様もそんな不安に襲われたことありますでしょうか?

ブログで設営のハウトゥーをしてくれたら感激至極であります。
--------

感激至極であります!
なんてコメントいただいて、スルー出来ましょうか!


ということで、「ドゥーブルテント立ち上げ問題」、まかなおさんなりに、ガッツリと解説してみようと思います。


まずは(いつものように長い)前フリから。

長らくの読者の皆様ならご存知だと思いますが、まかなおさんは、ロゴスのドゥーブル型ツールームテントを2つ持っています。

初代はこちら。



neos PANELドゥーブル 480-L

まかなおさんが初めて装備したテントであり、ロゴス愛に目覚めたテントです。
(現在はベランダボックスの中でお休み中)

そして、昨年のロゴスショウで運命の出会いを果たし、先行予約し入荷当日に手にした逸品。



プレミアムでグレートなテントこと、
プレミアム PANELグレートドゥーブル XL-N です。

その後、些細(?)なトラブルもあったりしましたが、結果的に余計にロゴス愛をコジらせる高める事になったのは、運命と言っても過言ではございません。


で、ロゴスのこのタイプのテントの基本仕様。

「クロスポールで立ち上げるドームテント二つ分を、一枚幕で構成する」
という、この画期的なアイデアと構造。

逆に得てして、今回のコメントに頂いたように
--------
ポールを通しテントを立ち上げる際、
ポール折れるんじゃね?って
不安にいつもおそわれております。
--------
という状況に陥ってしまうのです。


しかも。

ロゴスさんは初心者に優しいメーカーを装いつつ、この大事な難しい手順のトコロ

マニュアルでは、



と、
「注意事項をさんざん記載するも、
 それを、どのようにしたらうまくできるかが書いていない

放置プレイなのです!


まぁ、そこがロゴスのロゴスっぽさなんですが!



と言うか。

まかなおさん、初代テントで一回ポール折ってますし!


ドゥーブルマスターへの道は、一回ポール折ってから
                まかなお(1973~)


という格言も有ります。(今作った)

※痛々しいポール


まぁ普通に考えたら、一回(泣きながら)破損させたら普通、次同じシリーズのテントは買わんわな、と思うのです。

かわいさ余って憎さ百倍、と申しますが、
当ブログを読んでロゴステントをお迎えしたものの、
ポール破損の憂き目に合ってアンチロゴサーに転向されてしまうのは
ロゴス宣伝部長としては悲しいモノがあります。

どげんかせんといかん!

と言う事で、「まかなお流、ロゴスドゥーブルテントの設営方法」ご紹介させていただきます。

(続く)

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ロゴス(LOGOS) クイックPANELスクリーン3043-L
ロゴス クイックPANELスクリーン3043-L

歳末ナチュラム祭、この3043スクリーンちょっと欲しい。  

Posted by まかなお at 09:04Comments(7)テント・タープ系

2014年02月01日

プレミアムでグレートなエピローグ。(もしくはロゴス直送便の中身)

---------
”プレミアムでグレートな”シリーズ、もし、初めて読むよ!って方はこちらからどうぞ
プレミアムでグレートな試し張り(1)
---------

さて、前回エントリー、”プレミアムでグレートな”謎”、終劇に至る。”で無事大団円を迎えたかに見えたこのシリーズですが、

これがまだ残っています!


ロゴスからの直送便です!



インフルエンザの嵐もようやく過ぎ去ったまかなお家。

早速、開けてみます。


おおぅ!イトシのプレミアムでグレートなハコ!

ロゴス プレミアム PANELグレートドゥーブル XL-N
ロゴス プレミアム PANELグレートドゥーブル XL-N

まかなおさん家自慢の新幕です。





このテントは、まだ店頭販売されていないテントなので、ハコも目新しいのではないかと思います。

このハコもあけてみます。

...

おや?



おおぅ!ロゴス袋!(それだけでテンションが上がるまかなおさん)

ごそごそ。

...

.....



袋の中から、フリースロールラグが出てきました!

ロゴス(LOGOS) フリースロールラグ
ロゴス(LOGOS) フリースロールラグ

あったかロールラグ。





実は、ロゴスのYさんからの回答メールに、下記の一文がシタタメられていました。
---------
また、この度は奥様にもお手数をおかけし、申し訳ございません。微力では
ございますが、お礼の気持ちとして、フリースブランケットを一緒にお送り
いたしますので、次回のキャンプでお使いいただければ幸いです。
---------

Yさんからのテント返送の依頼にすぐに応えるために、
「テントはすぐに奥様に発送してもらいます」
と、Yさんへのメールに何気なく書いておいたまかなおさん。
(もちろん梱包はまかなおさんがやりましたよ?)

Yさんは、そんなナニゲないまかなおさんの一文にも、気を利かしてくれたのです!

まかなおさんのロゴス愛、燃え上がりすぎてコゲてます!


そして、テントのメインフレームです!



おや?

そうです!

これは、プレミアムじゃないほうのPANELドゥーブルの修理されたフレームです!

昨年9月のあさまの森で破損させてからも、こんな感じで使ってたうちのメインテントのフレームです。


プレミアムでグレートなテントの検品の申し出をメールでいただいていた時に、
「先般の修理フレームも一緒に中にいれていただければ」と申し出をいただいておりました。

ええ、Yさんも、ファミキャントライ!の熱心な読者なのです!(そういうことにしておきます)

そして、プレミアムでグレートなテント本体が姿を現します!



...あれ?

袋の脇にバンドルされているハズの、フレーム袋がありません。

※参考:フレーム袋がバンドルされている様子。


「Yさん、もしかして、フレーム袋を入れ忘れた?」

ここにきて、オイシいシャレにならない事態の予感がしたまかなおさん。

横で一部始終を見ている奥様が冷静に
「そのテントの袋のなか見てみなさいよ」
と浮足立つまかなおさんに喝をいれます!

「そりゃそうだ。」

...

.....

!!

袋をノゾくと、

フレーム収納袋を芯にフライシートとインナーが巻きつけられた状態で収められていました。

なるほど!

思うに、これは、Yさんからのメッセージなのです。

まかなおさんは、プレミアムでグレートな試し張り(2)で、このバッグについて、イイタイホウダイ書いていました。
----
しかも、幕用袋とポール袋が分かれる仕様になっています。幕用の袋に、バンド留めできるようになっていますが、ちゃんと意識してしっかり留めるようにしておかないと、ポール袋がすっぽ抜ける恐れもあるんじゃないかと思います。

ポールを芯にして、幕をぐるぐる巻き作戦も封じられてしまいました。
~(略)~
後で撤収時に判明したのですが、かなりしっかりと幕を畳んだ状態にしないと、元の袋に入りません!

プレミアムシリーズならではのドライバッグ仕様のため、雨撤収の時に大活躍するという売り文句のハズですが、まかなおさんは、雨に濡れてずっしり重くなったテントを、この元の袋に収納する自信が全くもってありません!
----

でも、この収納状態が実現しているということは、こういうことです。

・ポール(フレーム)を芯にして、幕をぐるぐる巻きにしても、このバッグに入れることができる仕様になっている。
・通常時は、フレーム袋を入れてもテントが入るぐらい余裕があるのだから、雨天撤収で”濡れたフライシート”を収納する場合も、フレーム袋に外だしにして、巻きつけたらちゃんと収納できる。


ようするに、まかなおさんの”テント収納スキル”が低いのがモンダイじゃね、という示唆に他なりません!

ぐぬぬ。

でも、手元にロゴス歴30年のプロの”収納見本”がある訳です!これは心強い!

次は、この通りに収納しよう、と心に誓ったまかなおさんでした。


一方。

Yさんから、思いがけないプレゼントをいただいたまかなおさんの奥様。

「フリースブランケットもうれしいんだけど」

だけど?

「どうせだったら、岩塩プレートケースが良かったのに」

ロゴス(LOGOS) 岩塩プレートケース
ロゴス(LOGOS) 岩塩プレートケース

今奥様が一番欲しいロゴス製品(笑)





ええ、奥様がロゴスの岩塩プレートをお気に入りなのをまかなおさんは知っていますが、

ロゴス(LOGOS) LOGOS岩塩プレート
ロゴス(LOGOS) LOGOS岩塩プレート

この上で肉を焼くとゼツミョウに旨い!






...流石にそんな個人的で超ピンポイントな願いに気づくのは、キビシイんじゃないでしょうか奥様。


ロゴスのYさん、本当にイロイロありがとうございました!


(完)

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Posted by まかなお at 13:31Comments(4)テント・タープ系

2014年01月30日

プレミアムでグレートな”謎”、終劇に至る。

さて、まかなおさんのブログを読んでいる皆様は、プレミアムでグレートなテントこと、「プレミアム PANELグレートドゥーブル XL-N」について、大きく2つの謎をお持ちのコトではないでしょうか。

1.天井への字フレームの試し張り時に、明らかにオカシイ写真をアップしていたのに、
 
 ロゴス回答を得たまかなおさんが急に「仕様は正しかった」と納得していること。

2.同じくこのテントを入手したmazda乗りさんが、コメント欄で下記の情報を投稿されていたこと。
  「ショップからの連絡で、一部フレーム交換の連絡があり、フレームが迅速に交換された。
   だが、交換されたのは”への字フレーム”ではなく、別フレーム(リッジフレーム)だった。」

皆様、大変、おまたせしました。
謎は、すべて、解けた!です。

(若干セキ込むのを除いて)ほぼ復活したまかなおさんが、この二つの謎について、解説いたします。


まず、「天井への字フレーム」の謎です。

ロゴスでの設営確認の結果は、以下のようなものでした。

・まかなおさんが指摘した通り、取扱説明書のままでは、フレームを挿入し辛いことが確認された。
・但し、フレーム仕様に問題はなく、フレームの挿入及び装着には、取扱説明書に記入されていない「コツ」が必要。

そして、Yさんからは、実際にその「コツ」を写真とイラストでお送りいただきました。

頂点部分が下を向くようにして両サイドのポケットに挿入してから






そうです。このへの字フレームの「謎」の答えは、

”への字フレームの装着は、取扱説明書に未記載のコツを知っている必要がある”

でした。

いやそれムリゲーやろ!と思ったりもしましたが、もちろんロゴスとしても、このままでは問題だととらえており、「取扱説明書に追加挿入を検討」しているとのことです。

では、まかなおさんのへの字フレーム問題が、「まかなおさんのテントを検証した後、問題になった」とすれば、mazda乗りさんのフレーム交換は、なぜ行われたのでしょうか。

それが二つ目の謎。
「リッジフレーム」の謎です。

不安に思ったまかなおさんに、Yさんは真実を教えてくれました。

mazda乗りさんが交換されたフレームは、リッジフレームといって、前室部の枠となる、2か所に曲がり加工がされた金色のフレームです。


※展示会の時の画像を使いまわしてみる。

この曲がりを付けた部分2か所の”節”のうち、片方が「上下逆」に取り付けられたものが、某ロゴスショップでの展示設営の際に発見されたとのこと。
左右でフレームが曲がる位置が異なるために、左右の高さが10センチ非対称な状態になるモンダイがあったそうです。

この問題の対応のため、入荷全品の検品を再度行うべく、全出荷を一時停止。
プレミアムシリーズは、一部の限定得意先を通じた予約販売であったために、追跡調査を行い、検品を実施した、とのことでした。
(その展示以外には、1件確認されたのみにとどまっているとのこと。)

まかなおさんのテントは、もともと試し張りの時にモンダイありませんでしたし、
ロゴスでも改めてチェックをいただき、問題ないとのお墨付きをいただきました。

このトラブルは、金属加工におけるミスではないので、リカバリーも早かったということになります。

そんなことをセキララに教えていただいたYさんからのメールには、次のメッセージが添えられていました。

--------
私自身もたいへん勉強になりました。ユーザー様からご指摘を受け気づか
される事はたくさんあります。この積み重ねこそがお客様との信頼関係を築く
ためには最も重要で難しい事だと思いますので、これからもどんどんご意見
をいただき、愛されるロゴスを目指して参ります。
--------
(原文ママ)


そら、まかなおさんのロゴス愛、高まるしかないやろ?


無事、ナチュラムのページでも販売リンクが復活しています。

2014年、ロゴス入魂の「プレミアムでグレートな傑作テント」、ぜひ、一ついかがでしょうか。

ロゴス プレミアム PANELグレートドゥーブル XL-N
ロゴス プレミアム PANELグレートドゥーブル XL-N

ええ、まかなおさん家自慢の新幕です。





正式発売日は、2月17日なんですって!

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Posted by まかなお at 23:25Comments(11)テント・タープ系

2014年01月26日

プレミアムでグレートな試し張り(4)

--------
”天井への字フレーム”についての正式回答はYさんからいただき、まかなおさんは納得しました。
が、流石にその内容をいきなりブログで書くのはハバカラれるため、オープンにしてよいかの確認をとってからにします。

今、まかなおさんが皆さんにお知らせできるのは、二つです。
1.プレミアムでグレートな”への字フレーム”の仕様は間違いはなく、正常品だったこと。
2、まかなおさんは、あのプレミアムでグレートなテントを買ったことを全く後悔していないこと。

...皆さんを、完全にメクラマシ状態に落とし込んだところで、「試し張り」シリーズの続きです。
--------

早々に天井への字フレームの装着をあきらめたまかなおさん。

このフレームは、別に無くても「大勢に影響なし」なのは十分知っておりますので、続いてインナーテントを取り付けにトライします。

重っ!
でかっ!


...あくまで当社比(PANELドゥーブル480L)ですが、解説いたします。

まず、重っ!です。

明らかにこれまでのテントより、生地がぶ厚いのです。

特にフロアシート部分が、がっつりごわっとしています。

メインフレームがジュラルミン化してだいぶ軽くなった印象がありましたが、その分、こっちが重くなった感じです。

ふむふむ。

これが、"フロアシート:210Dポリエステルオックスフォード 耐水圧10,000mm "ってことなんだな。

全くもって、「210Dポリエステルオックスフォード」の意味は知りませんが、なんかスゴそうなのはわかります。

カゼ薬の宣伝をみて「イブプロフェンがスゴいらしい」のと思うのとまったく同じです!

まかなおさん的には、「この耐水圧性能がないと、流石に危なかったね」という事態になる前に、そんなキケンなサイトからは逃げ出している気もしますが、やはりこれはプレミアムな安心料でもあるのでしょう。


そして、でかっ!っというのは、インナーのサイズです。

と言っても、まかなおさん比でしかおりませんが、これまでのインナーテントが、250x250だったのに比較して、270x270と20cmずつ広くなっています。

270x270 - 250x250=10400c㎡

この計算式が合ってるかすら怪しいおっさんですが、その怪しい計算上では1m四方分ぐらい床面積が広がったことになります。

これまでのインナーテントでも、家族の寝床としては十分な広さはありました。
ですので、”インナー内に寝床と別に使える空間がある程度広がっている”と言う事に他なりません。

その空間をどう使おうかウヒヒ、とあれこれ妄想するのが楽しいのです。

実際には荷物スペースとしてだけしか使わないとしてもです!


さらに、超細かいコトですが、テント四隅の固定方法さえもプレミアム化しており、かちっと簡単に留められる方式に変わっています。

ほほぅ。

...昨年のロゴス展示会の時にも感じましたが、このプレミアムでグレートなドゥーブルテントは、スタンダードモデルのユーザーにしかわからない改良ポイントが、これでもかというぐらいどっさりとちりばめられたテントとなっています。

例えば、ベンチレーションの部分にも、新たに内側からメッシュ部が開けられるようになっていて、テントの内側からもベンチレーションの開閉ができる、という改良が施されています。

普通の人は、この改良は「なるほど、便利かもね」レベルだと思うのです。

でも、まかなおさんからすると「ハラショー!」レベルの改善なのです。

なぜかというと。

これまでのPANELドゥーブル480のベンチレーションの窓は、お椀型ドームの高いところにあるので、うちでは奥様は外側からベンチレーション部に手が届かないため、必要な時は、ノッポのまかなおさんが開け閉めするしかなかったのです。

高さ的には、「真上に手が伸ばせれば」奥様にも届く高さなのですが、テントがお椀型なので、斜め上に手を伸ばすしかなく、そうするとトドカナイのてす。

インナー取り付け前の写真。


今回のテントで実現されている、改良ポイントは、いちいちこんな感じなのです。

でも。

これは、逆に言うなれば、
「開発者が自ら愛用している、もしくは、ユーザーの声や要望をキャッチして真摯に答えようとしている」
ということに他ならないと思うのです。

しかも、今回のモデルは、(ロゴス的に)本気のプレミアム化したモデルです。
「コストかけられへんからしょうがない」という言い訳(手抜きとも言う)が許されないモデルなのです。

だからこそ、
「どう考えても、そりゃそうすべきなんやけど、原価高いからできへんねん、ごめんな。」
といった妥協はしないでおこうという決意が、テントからにじみ出てくるように感じるのです。

まかなおさんは、メーカーの企画担当者や開発者とは、
「その生み出された製品を通じてコミュニケーションをすることができる」と常々考えていたりします。

「ロゴス・パラダイス(7)」で、まかなおさんはこう書きました。

----
これらのプレミアムテントは、他社の高級テントに対抗するために作られたものではないのです。

「ロゴスでええのんつくったら、それ買ったるから」

あくまで、ロゴスファンのためのテントなのです。
----

あの時感じた”インプレッション”は、実際に手に入れ、ケントウしタンノウしてもまったく変わることがありませんでした。
ロゴスの「新たなチャレンジとファンの期待に応えようとする姿勢」はビンビンと伝わってくるのです。

多少前のめりな点もありますが、だからこそ、実現できているチャレンジの果実の方が大きいのは間違いないと判断します。

これは素晴らしい!


プレミアム PANELグレートドゥーブル XL-Nは、「最高のツールームテントであるかどうか」はなんとも言えませんが、
「これまでで最も素晴らしい出来栄えのロゴスのドゥーブルテント」であることは間違いないと考えます。

そりゃそうですが!


そんなことは、全く関係なく、
さっそく娘達が、インナーテントの中に入ってきゃーきゃー言いながら走り回っていたのでした。

(続く)

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Posted by まかなお at 23:36Comments(3)テント・タープ系

2014年01月22日

プレミアムでグレートな状況報告。

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※プレミアムでグレートなテントの試し張りレポートの続きの前に、皆さんが気にしてる”天井への字フレーム”の状況をご報告。
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実は、前回のエントリー”プレミアムでグレートな試し張り(3)”のアップ後、ブログのアドレスをつけて、ロゴス展示会で案内いただいたYさんに、”実は今こんな状況なんです”という報告メールをお送りしておりました。

神をも恐れぬまかなおさんです!

...もちろん、クレームじゃなくて、「試し張りしたらこういう結果になったので、購入したショップに相談しています」というテイでですよ?

すると!

Yさんからすかさず、丁寧な返信のメールをいただきました。

メールには、プレミアムでグレートなテントは、ロゴスショップでは同様の問題がでていない、という情報ならびに、”でも、個体差があるとたいへんなので、実物を確認したいので送付してほしい”との申し出をいただきました。

ええ、実際にはカケラすら失っていなかったまかなおさんのロゴス愛

さらに燃え上がったのは言うまでもありません!

ええ、すぐに送らせていただきます!ロゴスさんのお役に立つのであれば!

帰宅後、プレミアムでグレートな送付準備を行いつつ、ふと、モンダイの”への字フレーム”の長さを測ってみました。
マニュアルの仕様では、このへの字フレームのサイズは、200cmと書かれています。

もし、個体差なるものがあるとしたら、ちょっと長いハズです!

...

.....



ジャスト仕様どおりの200㎝と判明!


アレぇ?


まぁ、とにかく、ロゴスのÝさんに、実際に一式全部を確認いただくことにします。

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Posted by まかなお at 22:56Comments(13)テント・タープ系

2014年01月21日

プレミアムでグレートな試し張り(3)

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※先に記載しておきますが、今回のエントリー内容で、発生する”謎の事態”は、まかなおさんの設営ミスの可能性もあります。
 その点は留意してお楽しみください。ただ、今回の内容は、くしくも、とってもヘビーです(笑)
------------

すわ、まかなおさんを襲った謎の事態とは!

それは、屋根フレームの取付の時に発生したのです。

他のツールームがどういう仕組みなのかよくわかっていないロゴスっ子なまかなおさんですが、このドゥーブル型のテントは、四本のポールで立ち上げた後に、フライシートの内側から、ポールとポールの天頂部の交点間に、ツッカエ棒的にへの字型のフレームを通す手順になっています。

公式の写真で言うところの、この部分です。


マニュアルで言うと、この部分です。


公式写真の、真ん中の赤丸で囲んだ、「トンガリ」が、このへの字ポールの「へ」の部分になります。

そんな事は、半年で10回以上立てたまかなおさんですから、百もショウチです。

実質二万円ちょいの低価格ツールームテントをそこまで酷使する人はそんなにいないかも知れませんが!

...しかもポール破損をしちゃったあとに、応急処置で破損個所をビニールテープで巻いてからさらに五回建ててます!

まさに、PANELドゥーブルマスターです!


赤城山オートキャンプ場でも、初めてのドゥーブル設営に難儀したキャンパーさんを颯爽とオタスケマンした経験もあります!

ふふーん~

鼻歌を唄いつつ、いつものように二つあるそれぞれの差し込みグチに屋根ポールをさしこみ・・・

あれっ?


入んなくね?


どうも、差し込みグチ間の長さより、ポールが異様に長い気がします!



むーん。

...しばし、考えます。

初テントの試し張りで、いきなり重要なポールを「めきっ」とやっちまうのは絶対に避けたいまかなおさん。

でも、ここは設営手順としては最初の方です。

いつものように、ポールをフライシートのスリーブに差し込んで、建てただけです。

この日は、風が強めだったので、テントが飛んでいかないように、風上側の二カ所のみペグで固定してはありますが、
それも、この屋根フレームを差し込む前に、ペグでがっちり固定しちゃだめだという経験則からでもあります。

他に設営ミスらしい所は見あたりませんが、それでも、この状態です。

まぁ、ムリ目に押し込んだら、きっと真ん中の部分がトンガリになるのかもしれないな!

慎重に、慎重に。

とりあえず、ポールを「逆への字型」にしならせ、なんとか両方の差し込みグチに差し込みました。

これで、ぐるっと回してトンガらせればなんとかなるやも!

えいっ!




これはあかん!!

屋根の差し込みグチの間の寸法が、屋根ポールより足りないだけではなく、フライシートにもポールの長さを許容するたるみがないため、行き場を失ったポールが、S字型に曲がってしまいます!

すかさず、逆ハの字にもう一度戻し、このポールを外します。

この逆ハの字でも、前のドゥーブルより、かなりまがっています。どうにもおかしい気がします。


...この時点で、まかなおさんなりの検討結果は、ある程度でました。

「フライシートもしくは、屋根ポールの製造ミス」と判断したのです。

しかも、どちらかと言えば。
「屋根ポールが設計された規定の長さより、大幅に長い」のが原因ではないか、と考えました。

が。

こんな重要なアルミ製の部品が、まかなお家のだけ長すぎるとは考えづらいのです。

突き詰めて考えると、メーカーとしては一番ツライ事態の発生が想定されます。

それは、
「製造指示書の記載ミスに起因する、”初回生産分全数”でのロット不良発生」です。

そうでないと、こんなに綺麗に仕上げ加工されたポールが「長すぎる」という事態は発生しえないと思うのです。

しかも、この事態は、もう一つの事実をまかなおさんに突き付けてきます。
そして、それは、まかなおさんのロゴス愛に暗雲をもたらすものなのです。

ロゴスさん、
このプレミアムでグレートなテント、
出荷前に、製造分の「設営検査」をしてないんとちゃう?


...でも、メーカーが、完全に新設計の”初物”を出荷する時は、「まさか」という事態は驚くほど簡単にどっさりと発生します。

普通に考えると、流石にノーチェックはないだろうとは思うのです。


が、今回のテントで「もしや」と思う心あたりは、ないことはありません。

むしろあります!

それは、「先行受注キャンペーン」を使って手に入れたブツだからです。ええ、ロゴス愛ゆえです!

正式な発売予定(2月)から、一か月も早く入手できる、というこの先行受注キャンペーンには、なんかしらの裏があるはずです。
こんなレビューでまかなお芸(ええ、単なる妄想です!)が発揮されるとは思いもしませんでした。


では、行きますよ?


今回入手した「ロゴス プレミアム PANELグレートドゥーブル XL-N」は、最終試作を兼ねた「量産先行品」ではないかと、まかなおさんは思うのです。
そして、「それを多めに作っちゃって先行販売と称して売っちゃえ!」という”販売企画”をやっちゃったのではないかと考えるのです。

順を追って説明しましょう。(もちろん、まかなおワナかもしれません。)

メーカーがモノを開発して売る場合には、試作を重ねて完成度を上げていくのですが、この試作品って、普通の量産品よりめっちゃ製造原価が高いのです。
それは、正規の生産ラインで作っていないからでもありますし、ぶっちゃけ、発注数が少ないからでもあります。

でも、”量産先行品”というフェイズは、モノの量産にあたって”実際に製造ラインでちゃんと作れるか”という確認を行うために、必要な儀式の一つでもあります。

開発現場では”これぐらいやれる”と判断した工程でも、実際のラインに流すとなかなかうまくいかない、というトラブルはオウオウにして発生します。
それを見極めるために、先行でまずライン投入して量産してみる、というのは生産体制を構築する上での常套手段なのです。

普通、”量産先行品”は、あくまでも”試作品”ですから、普段は社員に配ったり、イベントデモ品として使われたり、雑誌にレビュー用に貸し出されたりするような位置づけのシロモノの筈です。

でも、きっとイケイケで”前のめり”なロゴスの誰かが思いついちゃったのかもしれません。

「量産先行品、ちょっと多めに作って、それを売るの、アリとちゃうか?」

それなりに数がまとまるから、部材コストは下がるし、まんまと手に入れたブロガーがレビューしたり(ええ、まかなおさんのことです)するかもしれへんから、一石二鳥や!

...これ、あくまでも、まかなおさんの妄想ですよ?

でも、こんなアブナイ企画は、
「先行納品分は、きちんと全部検査したうえで出荷する」という担保がないと、やっちゃいけないのです。

でないと、こんな風に、まかなお砲が火を噴いてしまうことになってしまうのです(笑)


...「まぁ、この件は、買ったお店に相談してみよう」と屋根ポールを取り外し、インナーテントの装着に移ったまかなおさんでした。

(続く)

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※追記

 この件は、既に買ったショップに、設営時の状況と写真を見せて相談して、メーカーに確認をお願いしています。

 また、コメント欄でMAZDA乗りさんから
 「こちらの幕を購入したお店から緊急連絡あり。 何かポールに不具合があるので交換するまで使用しないで欲しいとのこと。」といただきましたので、オオゴトになっているのかもしれません。
 ナチュラムの製品リンクも、プレミアムシリーズでこのテントだけページ消されてます。

 でも、入荷連絡を頂いた”まかなおさんのケータイ”に「緊急連絡」はまだありません(笑)


  

Posted by まかなお at 18:05Comments(12)テント・タープ系

2014年01月20日

プレミアムでグレートな試し張り(2)

では、さっそく”プレミアム PANELグレートドゥーブル XL-N”はどういうテントなのか、についてご紹介してまいります。

まず、ロゴスの野心あふれる「ドライバッグを兼ねた収納バッグ」ですが。





これ、野心がすぎて、前のめりすぎです。


まかなおさんのこれまでのテントである「PANELドゥーブル480」より、ポールがジュラルミンになったために、ちょっと軽くなったとはいえ、15キロオーバーです。
これまでの収納袋は、ナイロンのボストンバッグな形状でした。

なんで肩掛けできなくしたん?

しかも、幕用袋とポール袋が分かれる仕様になっています。幕用の袋に、バンド留めできるようになっていますが、ちゃんと意識してしっかり留めるようにしておかないと、ポール袋がすっぽ抜ける恐れもあるんじゃないかと思います。

ポールを芯にして、幕をぐるぐる巻き作戦も封じられてしまいました。

なんたる事態!


...気を取り直して、早速、中身を確認します。



こちらが、幕側袋の中身です。フライシートとインナーテントが、ご丁寧に2本のロープで縛ってあります。

後で撤収時に判明したのですが、かなりしっかりと幕を畳んだ状態にしないと、元の袋に入りません!

プレミアムシリーズならではのドライバッグ仕様のため、雨撤収の時に大活躍するという売り文句のハズですが、まかなおさんは、雨に濡れてずっしり重くなったテントを、この元の袋に収納する自信が全くもってありません!

まぁ、なんとかなるやろ。

次!



こちらがポール袋の中身です。

赤とゴールドのポールがとても綺麗です。惚れてまいます。

しかも!

これまで、設営時に引っかかって苦労したポールとポールの継ぎ目がありません。

これが、


ちゃきーん!


やればできる子!

ロゴスのドゥーブル型テントは、設営自体は手早く簡単な部類ではないかと思うのですが、立ち上げにちょっとした”コツ”がいるテントです。

加えて、スリーブの縫い目にポールが引っかかると、ポールの一部に無理なテンションがかかりやすくなり、最悪「ぺきっ」っと悲しい音がする事態(←昨年9月のまかなおさんです)に陥りますので、そうならないように細心の注意を払って立ち上げる必要があります。

が、今回メインポールが7075ジュラルミン化し、継ぎ目がなくなりました。

ハラショー!

期待通り、ポールがスリーブにひっかからずにするするとすべるようになりましたすので、ぐっと立てやすくなりました。
(それでも、一部に変なテンションがかからないように、注意を払って立ち上げたほうが良いのは変わりませんが。)

この「スリーブに引っかかる」現象は、たくさんの意見が寄せられたのか、付属の設営マニュアルにも「スリーブ内でフレームが引っ掛かっていないか確認し、」というフレーズがでてきます。



ここで校正漏れ発見!

X顔や手等に当たらないよう中止してください。
→顔や手等に当たらないよう注意してください。

あーこれ、つい見落とすパターンのヤツだー。(メーカー目線で同情するまかなおさん)

そんなこんなでとりあえず、テントが立ち上がりました。



おおぅ!

かっちょえー!

渋い~!


...この次の手順で、謎の事態に襲われたまかなおさんでした。

(続く)

ロゴス プレミアム PANELグレートドゥーブル XL-N
ロゴス プレミアム PANELグレートドゥーブル XL-N

まかなおさん家の新幕です。





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Posted by まかなお at 23:56Comments(6)テント・タープ系

2014年01月19日

プレミアムでグレートな試し張り(1)

先週の金曜日。
お昼に「入荷しました」の電話を受け取って以来、うきうきそわそわだったまかなおさん。

「もちろん、今日、閉店時間までこれは取りに行かねばならぬ!」と、
某アウトドア店の最寄り駅まで奥様に車で来ていただき、ピックアップしてもらい、
会社帰りのスーツのまま、入荷したばかりの新しいテントを受け取ったまかなおさん。

ロゴス プレミアム PANELグレートドゥーブル XL-N
ロゴス プレミアム PANELグレートドゥーブル XL-N

プレミアムでグレートな新幕。





ええ、ロゴスの2014年の新作”プレミアムテント”シリーズのひとつ
”プレミアム PANELグレートドゥーブル XL-N”です。

昨年9月のロゴス展示会訪問スペシャル連載”ロゴス・パラダイス”で
「まかなおさんが出会ってしまった理想のテント」と書いたアレです。

あそこまで書いておきながら、
「てへっ、ウェザーマスターのコクーン買っちゃいました」
では、あまりにシマりがよくありませんし、ここで裏切ってしまっては、
ロゴス展示会でご案内いただきましたYさんに、合わせる顔がなくなってしまうではないですか!

実名が印刷された”これどないするねん”という宣伝部長名刺を100枚いただいた他は、残念ながら一円もいただいておりませんが、それでも、まかなおさんはロゴスの宣伝部長なのです!

大役は、果たすためにある役なのです。

ということで、まかなおさん家に配備されたこの「プレミアム PANELグレートドゥーブル XL-N」の試張結果などをレビューしてみたりしようかと思います。
もちろん、真実をお伝えする「ファミキャントライ!」ですから、真剣勝負です。

実際に、本日、北風が吹きすさぶ中、某河川敷で張ってみたのですが、”!”と”?”が混在する結果になりました。

正直、すべてを手放しで褒める訳にはいかないシロモノです。

まかなおさん的に、どうしても謎な仕様が残っているため、買ったお店に相談しようかと思っているぐらいです。

それでも!

やはりまかなおさんは
「プレミアムでグレートな”PANELドゥーブル”」は、やっぱりアリ!だと思いました。



ナニがドウで、ドコがソウなのか。

順を追って、ご紹介してまいります。

(続く)

ロゴス プレミアム PANELグレートドゥーブル XL-N
ロゴス プレミアム PANELグレートドゥーブル XL-N

今買えば、月内に届くやも!





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Posted by まかなお at 23:27Comments(2)テント・タープ系

2014年01月17日

まかなおさん家の新テント。

ロゴスプレミアムのカタログを入手したまかなおさん。



あの日萌え萌えしたロゴスのプレミアムシリーズが、惜しげもなく掲載されています。

当然ですが!



本日からこのカタログが入荷したとのこと。
気になる方は、明日ロゴスの直営店か、プレミアムを扱ってる店舗でもらえると思います。

本日入荷したのは、このカタログだけではありません。

・・・

・・・・・

・・・・・・・




てへっ。

明日、どっかいきてぇなぁ。


ロゴス プレミアム PANELグレートドゥーブル XL-N
ロゴス プレミアム PANELグレートドゥーブル XL-N

プレミアムでグレートな新幕。





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Posted by まかなお at 21:46Comments(11)テント・タープ系

2013年09月05日

ファミキャンテント大作戦(完)

ファミキャンテント大作戦(10)のつづきです。
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【お知らせ】
今回、特にまかなお芸(妄想)成分が濃くなっております。
そういうのがちょっとニガテな方はそっとブラウザを閉じていただきますよう、お願い申し上げます。

ちゃんと事前に言いましたよ!
-----------------

コールマンが、ロゴスののツールームテントをマネられない理由とは。

思わず、イミシンな終わり方で引っ張ってしまいましたが、なんのことはありません。
まかなおさんと一緒に、順を追って確認していただければ、なーんだ、とご理解いただける話です。

もちろん、ワナかもしれません!

ご注意ください。


まず、ロゴスのロゴス風ツールームテントですが、”二つの要素”で成り立っています。
二つの要素、と言っても、「寝室とリビング」という訳ではありません。

一つ目は、プロダクト。いわゆるテントそのものです。
立てやすい(ロゴス談)ドーム型で、寝室部とちょい小さ目のリビングスペースとして、スクリーンタープ部を備えたツールームテントです。

二つ目は、プライス。いわゆるお値段、価格設定です。
これをコールマンのスタンダードドームテント(ぶっちゃけるとタフワイドドーム)と同じ程度で売れるようにしています。

あとは、プレイス(売り場)とプロモーション(宣伝)で、いわゆるマーケティングの4Pの要素が揃います。
完全に余談です。メクラマシです。ふふっ。

...ここまではよろしいでしょうか。

コールマンは、「ロゴス風のツールームテント」と言うプロダクトのコンセプトはマネることはできたとしても
コールマン”自体”が、それをド定番テントと同じような価格で売り出す訳にはいかないのです。

なるほど!
と思った人はちょっと鋭い。

コールマンは、その強大な業界に対する影響力ゆえに
コールマン自体が、そういうものを市場に提案して、

「こういうの、全然アリよ~!」

と認めてしまうことはできないのです。

なぜなら、今、コールマンがテントとタープを売りまくっている勝利の方程式
自らぶっ壊すことにホカならないからです。

もう、おわかりでしょう。

業界支配力のあるブランドやメーカーに共通する弱点(コールマンに限りません)とは

自分達のメインプロダクトが売れる仕組みを脅かす戦略や戦術を
自ら実行することにどうしてもオクビョウになってしまうということ
なのです。

”オクビョウ”と書いたのは、それは”出来ないことではない”からです。

しかし、一般のカイシャでそういう挑戦を行うには
モノスゴイ覚悟と、チミツな分析と、最上層部の判断、これらが三つとも必要です。

たまにものすごいスキルを持つ経営者が、その手の話を聞いた瞬間に直感で「ヤバい」と判断して、
瞬時に手を打つ判断をする、ということもありますが、そんなことは基本的にはドラマの中だけです。

よって、普通は”それはできないこととする”か、判断すること自体を先延ばしにしてしまうのです。

コールマンの場合の”もし”を考えてみましょう。

もし、コールマンが
「タフワイドなツールームとタフワイドなワンルーム、どっちにする?同じぐらいの値段だよ?」
という提案をしてしまうと、とくに初心者層を中心に

そりゃ、おっきいほうがオトクじゃね?

となります。

当然のように、スタンダードなタフワイドドームおよび、BCドームの売上が大変なことになります。

実は、そんなのは序の口です。
ここでよりシンコクな問題が発生するのです。

これまた店頭で大人気、売れまくってるドームテントと繋がるスクリーンタープが、当然ながら全く売れなくなるのです。

考えたくもないハズです。

コールマンにて、ロゴス並みのお値段で設定されている、唯一のツールームテントは、

Coleman(コールマン) 2ルームドーム/240
Coleman 2ルームドーム/240

29,800円。ロゴスをイシキしてる?




どことなくロゴス風味ですが、どうにも小さく、3人しか寝れません。

これにするんだったら、タフワイドドームを買って、スクリーンキャノピージョイントタープ買った方がいいですよ。

Coleman(コールマン) スクリーンキャノピージョイントタープII+リゾートチェア2×テーブルウェアセット【お得な3点セット】
Coleman スクリーンキャノピージョイントタープIIとかイロイロセット

限定のイロイロセット。





一般のファミリー層に対しては、そのセールストークをするためだけの存在にみえるのです。

こういう視点で見てみると、コールマンのコシが引けていることが良くわかるのです。

コールマンは、スタンダードなドームテントに、スクリーンタープを連結してもらうというトレンドをとても大事にしているのです。

ある意味、聖域なのです。

一方、ロゴスとしては、自社のスクリーンタープの売上に必要以上にこだわる必要はありません。

なんせ、ロゴスさん

タープ・スクリーン部門の売上では

堂々の2位に


※ロゴススマートショウ 2014のテーブル上の資料より

スペースベース デカゴンが

ランクインするぐらいですから!(金額ベースランキングですけどね。)

ロゴスの他のタープは、トップのロゴスショップでのデモ定番品のクイックパネルI-LINKスクリーンを除いて、流石にバカスカ売れるとは思えないデカゴンより売上規模が小さいのです。

だからこそ、ロゴスは、正直、こういうの、アリなんじゃね?と素直にツールームを開発することができますし、コールマンがチュウチョしているのをみて、ここぞとばかりに大繁殖し、この世の春を謳歌しているのです。


そして、まかなおさん家には

そんなうじゃうじゃ繁殖したロゴスのツールームの

イチオシのPANELシステムが「なんかステキそう」なので

それが付いてるスタンダードモデルの小さくてお安い方。


ロゴス(LOGOS) neos PANELドゥーブル480-L
ロゴス(LOGOS) neos PANELドゥーブル480-L

まかなおさん家のテントです。





ロゴス neos PANELドゥーブル480-L
「買い替え前提で買えるぐらいお安くて、荷物置きもあって、なんとなく勝った気がする」テントとして装備されたのでした。



サイトはこんな感じです。

(終)

◆あとがき◆
その20まで続くと思われてしまったのがもうショックでショックで(笑)

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Posted by まかなお at 21:04Comments(17)テント・タープ系

2013年09月04日

ファミキャンテント大作戦(10)

ファミキャンテント大作戦(9)のつづきです。

ロゴスがうじゃうじゃとツールームテントをラインナップすることを、その場のノリでロゴス・ザ・パラダイスと名づけてしまったまかなおさん。

どうなる?オシシ仮面的なバアタリ感も感じられなくもないですが、何故パラダイスなのかをまかなお芸(ええ、当然ながら妄想のコトです)で紐解いてみます。

ファミキャン市場でトップブランドであり、絶対王者に君臨するコールマン。

王者が勝ち続けられるのには、もちろん理由があります。
というか、世の中は王者にとって都合がよい様にできています。

今、たくさん売れているという事実は、製品開発(モノづくり)の点においても、往々にして圧倒的に有利なのです。

どうしてかと言うと。

業界内のどこかで生まれた"新しいステキなアイディア"をキャッチし、選りすぐり、ソシャクして大々的に仕掛けることができる位置にいるからです。

これはズルい

昔、パナソニックが松下電器産業という古臭い会社名だった時に、他社のヒット商品をことごとく模倣して、マネシタデンキとヤユされることがあったように、この戦術は、メーカー自らが大きな市場を握っているからこそできるのです。

まかなおさんは、前エントリーで紹介した、コールマンのマスターシリーズも、この戦術から生まれたのに違いないと思ってるぐらいてす。

しかも、開発力のあるメーカーがうまいトコロは、見た目を単にパク模倣するんじゃなくて、新しいコンセプトとか切り口をよりうまくプロダクトに仕上げてくるのです。

”ボクのほうがうまくやれるのに”を総力をあげてやる訳です。

「アレ、目新しくていいなぁって思ってたけど、こっちの新製品の方がちょっといい感じ。」

こういうアプローチでごっそり持っていくのです。

前置きが長くなりました。

ロゴスのツールームテントが、どうしてロゴス・ザ・バラダイスになり得たのか?

それは
王者の数少ない"弱点"を的確に突いたコンセプトだった、からなのです。

妄想ここに極まれり。

ふふっ。

そうかもしれませんが、まぁ聞いてください。

敵は、強大なコールマン帝国です。

勝手に帝国呼ばわりされてコールマンもいいメイワクです)

強大無比で長い歴史を持ちつつ、オゴリ高ぶる事も無く、市場に耳を傾けることも怠らないと言う、トップブランドのお手本のようなメーカー。

既存品に、ちょっと面白いアイディアを足してみたぐらいだと、
「アレ、流行ってきたので、うちもちょっと考えてみました」
でプチッと潰されます。

本当にソコヂカラがある会社の場合は、リンゴの会社のように、通信機能を備えた板状の小型コンピュータを"新しいケータイ電話"だと高らかに宣言して、既存のルールや仕組みまでまるごと作り変えようとしますが、普通、あそこまでお金も労力を掛けられません。

必要なのは、ちょっと新しくて、マネのシヅライ切り口です。

ロゴスのツールームテントは、タフワイドドームと同じぐらいの価格でも、それがイイよねと思った人は選んでくれると言うポジションを見つけたのだと、まかなおさんはおもうのです。

タフワイドドームと同じぐらいの価格でツールームのスタンダード品をだして、その下のモデルと上のモデルを投入すると。

「そんなん、コールマンがマネたらおしまいちゃう?」

実は、そうはいかない理由が、ちゃんとあるのです。

(続く)

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タグ :ロゴス


Posted by まかなお at 14:43Comments(9)テント・タープ系

2013年09月02日

ファミキャンテント大作戦(9)

ファミキャンテント大作戦(8)の続きです。

「ロゴスのツールームテントがええんちゃう?」

と言うトコロに行き着いたまかなおさん。

え?
どうして、コレッ!て言い切らなかったのかって?

ふふっ。

ロゴスさん、ツールームテントをうじゃうじゃと市場投入してるからですよ!

ロゴス(LOGOS) neos リンクドゥーブル Type-M
ロゴス neos リンクドゥーブル Type-M

一番安いの。





ロゴス(LOGOS) neos リンクドゥーブル 3254FR-L-NA
ロゴス neos リンクドゥーブル 3254FR-L-NA

Type-Mのナチュラムオリジナルっぽいモデル。





ロゴス(LOGOS) neos PANELドゥーブル480-L
ロゴス neos PANELドゥーブル480-L

ロゴス風スタンダード2ルーム(小)





ロゴス(LOGOS) neos PANELドゥーブル540-L
ロゴス neos PANELドゥーブル540-L

ロゴス風スタンダード2ルーム(大)





ロゴス(LOGOS) クイック2ルームドーム475-L
ロゴス クイック2ルームドーム475-L

QUICKシステム&2ルーム





ロゴス(LOGOS) neos プレミアム2ルームドーム-Z
ロゴス neos プレミアム2ルームドーム-Z

プレミアムなロゴス風2ルーム(竹)





ロゴス(LOGOS) プレミアムPANELドゥーブル520-L
ロゴスプレミアムPANELドゥーブル520-L

プレミアムなロゴス風2ルーム(松)





なぜかナチュラムさんで見つからないですが、こんな↓外観の


neos PANELプラトー2ルーム 300 というのもあります。


なんてことをしてくれる!
ただでさえ最長連載記録更新中(当ブログ比)の”ファミキャンテント大作戦”がまだ伸びるじゃないか。

...さっさと終わらせて次行けや、という声は、当然のように聞こえないふりをします。

さて
何故、ロゴスがうじゃうじゃとツールームテントをラインアップしているのか?


毎度おなじみ妄想タイムです。
(このブログの目玉ですので、あきらめてついて来てください。)

ファミキャン向けテント市場をもう一度振り返ってみましょう。

この市場には、まず圧倒的な王者コールマンが鎮座しています。

専門店からスポーツ量販店、ディスカウント店まできめ細かく展開し、高品質なウェザーマスターからリーズナブルなBCドームまで、変幻自在なラインアップを誇ります。
テントにかぎらず、ライトな(本気の山登り向けじゃない)アウトドアユースでは、全方位でラインナップを網羅しています。

ユーザーとしても買いやすく、コールマンがお気に入りのブランドだっていう方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

なんせこのコールマンって会社、圧倒的な市場占有率を握っているにもかかわらず、価格と品質のバランスが絶妙なのです。

他の会社が普通の”ちゃんとしたもの”を製品化しようとすると、コールマンが同等のモノを「これぐらいで売らないと儲けが出ないなぁ」というお値段で既に投入してる。

ナニゲないことですが、これをあの商品開発力と店舗展開規模と営業力でやられると、対抗しようとするほうはとってもしんどいハズなのです。

「あ、そういうの、コールマンさんで間に合ってますので。」

このコメントで商談がウチキリです。
きっと、枕を涙でぬらした他社の営業マンはゴマンといるハズです。

「普通にちゃんと作っただけでは、他社はお店に並べてもらうのも一苦労」なのです。


この状況を、超ハイスペック路線に舵を切って成功したのがもう一方の雄、スノーピークです。

スノーピークは、コールマンの誇る「価格と品質の絶妙さ」を逆手にとり、”不必要なほどの高品質”で”エラい高価”路線というカタチで特色を出すことに成功したメーカー、というふうに見えるのです。

その戦略が当たったことにより、当初対抗すべき武器を持たず、苦渋をなめた結果としてコールマンが生み出したのが「マスターシリーズ」じゃないかと思うのです。

マスターシリーズは、通常の利用シーンを考えるとコールマンにとって”ハイスペックすぎるし、お値段も高すぎる”けど、スノーピークが支持されているマーケットが立ち上がった以上、投入やむなしと判断した製品群なのだと思うのです。

コールマンのマスターシリーズは、”ハイスペック・コールマン”と一般に捉えられていますが、まかなおさんの見方はちょっと違います。

コールマンのプロダクトにおいて、そのブランドの立ち位置が「品質と価格の絶妙なバランス加減にある」とするならば。

マスターシリーズは、
「普通に必要な品質のモノを、リーズナブルに提供するという
 いつもの絶妙さは、持っていませんヨ宣言」
に他ならないと思うのです。

あの明確にテイストの違うパッケージは「わかってる人だけ買ってください。」とアピールしてるのだと思うのです。

「これ、普通に考えると過剰品質だよなぁ」と苦笑しながらなかの人が開発しているのではないかとさえ思うのです。


...めちゃくちゃ脱線しました。


結局、まかなおさんが何を言いたいかというと
「普通に作るとコールマンとガチンコ、ハイクラスにはスノーピークがガッチリ」
というのがファミキャンテント市場だと思うのです。

あとは「価格勝負」が残されていますが、低価格が理由で選ばれると言う立ち位置ほど、メーカーにとって危ういモノはありません。

何故なら、”低価格であること”が選ばれる理由の場合は、もっと価格が安い他社のプロダクトがでてきた瞬間、選ばれる理由を失うからです。

だからといって、価格競争を続けると、いずれどうやっても限界が訪れます。時間の問題です。

価格勝負はジリ貧確定。普通に作るとコールマンだよね、と言われ、ハイクラスも埋まってる。


...この状況で重要なのは”普通のモノを作らない”ということに尽きるのです。

ロゴスの「ロゴス風・ツールームテント」
この”普通のモノを作らない”という戦略が当たったのじゃないかと思うのです。

その結果として、”ロゴス・ザ・パラダイス”化しているんじゃないかなぁと。

パラダイス?


なんやそれ?


その理由は?



...まて次号!

(続く)

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Posted by まかなお at 00:33Comments(14)テント・タープ系

2013年08月26日

ファミキャンテント大作戦(8)

ファミキャンテント大作戦(7)の続きです。

先月の軽井沢スウィートグラスに引き続き、先週末は有野実苑にお泊りキャンプをしてきたまかなおさん。

どちらも大満足(ワンパクムスメ流血のサンジはあったものの)で、まかなおさん家の「ザ・キャンプ愛」は日々深まっております。

さて、このブログのメインコンテンツは、紹介文に「まかなおさんがファミキャン道具をそろえていくブログです。」と書いてあるように、キャンプ道具の購入顛末記がメインコンテンツ(今のトコロ)ですが

調達当時のまかなおさんと今のまかなおさんとの差が生まれてきつつあります。

今のまかなおさんから、当時を振り返ると

「やっぱり、実際に体験してみないとわかんないよなぁ」とか

「このアサハカなシロウトが!」

というような事態もあったりする訳ですが、基本は、あくまでアウトドアに完全ペーペーのおっさん(オタク気質で妄想癖標準装備)が、どういった思考の果てにそれを装備したのか、という内容の、リアルな購入記の形式でしばらく進めていきたいと思いますので、引き続きお楽しみください。

装備したブツを実際に使ってみてのカダイやモンダイは、おいおい触れていく予定です。


それでも続きを読みますか?( YES / NO )

YESの方、続きをどうぞ。

※NOの方は、ヤフーのトップページへ飛びます。(いつの時代だよ)
----------------

「お泊りキャンプ、うまくいったら、買い換えるの前提!」

来たるべき未来における大散財の決意と引き換えに、とても気が楽になったまかなおさん。

ここで、買い換えるの前提っていうのはどういうことかということを解説します。
皆様おなじみのまかなお芸です。ご了承ください)

買い替えるの前提ってことは、具体的に言うと、"耐久性とアフターサポートについての考慮を軽視もしくは無視しても良い"ということに他有りません。

といっても、アウトドア道具の利用経験ゼロのおっさんとしては、耐久性やアフターサポートについて、実感に基づいた判断はできませんので、基本的にネットの口コミか、大手メーカーだからという安心感か、お値段が高いからサポートも大丈夫に違いないという思い込みぐらいしか判断材料がないのも事実です。

いわば
”初心者が耐久性やサポートを重視するというコト”は、大手メーカーのテッパン品を選ぶということと、だいたい同じ意味と捉えていいんじゃないかと思うのです。

ファミキャンテント大作戦(0)で、まかなおさんはこう書きました。

-----
基本は”寝場所”な訳ですが、キャンプサイトの中核を担います。

人間、寝ている時が最も無防備な訳ですし、ぐっすり快眠できるってことは翌日の元気に繋がるわけですから、安全性や快適性にもこだわる必要があるアイテムです。
------

まかなおさんは、ファミリーキャンプ市場において、コールマンがずば抜けて強い理由の一つが、最大手メーカーのテッパン品だという”安心感”だと思っているのです。

ようやく、(0)で張った伏線がつながりました!

「オマエ伏線なんか張ってたのかよ」というツッコミは完全スルーさせていただきます。

逆に言うと、耐久性やサポートを軽視して、オサイフへの優しさを重視するということは、バクチ買いを許容することだと思うのです。

でも。

ハナからショボイのを買うのはまかなおさんのプライドが許しません。
もし、気に入ったら使い倒せる”ぐらいのポテンシャルを持ってるに越したことはないじゃないですか。
(ここがめんどくさいトコロです。自覚してます

もうひとつ、買い替え前提でモノを買う時の、まかなおさんなりの鉄則があります。

買い足した時に、(できれば)最初に買ったモノの居場所があるようにするコトです。

例えば、コールマンのBCドームを買ったあとに、
Coleman(コールマン) BCクロスドーム270スタートパッケージ
Coleman(コールマン) BCクロスドーム270スタートパッケージ

BCって、BASIC CAMPの略なんだって!




タフワイドドームを買い足してしまうと、
Coleman(コールマン) タフワイドドーム300EX III
Coleman タフワイドドーム300EX III

コールマン ザ スタンダード!




どうにもBCドームの出番は無くなると思うのです。

※丁度、ぺロティさんのブログで、「サウスフィールドのくせにうるさいわね」というキャンプ道具の世代交代というネタがありましたが。(コメント欄でお約束の通り160%指定してみましたが、でかすぎました。私信です。)

これは、(強引に)将棋で言うと、”歩がある状態で金を手に入れちゃった”ようなものです。

全てにおいて金は歩の上位です。

ザ・グレードアップ 歩です。


...世の中では”と金”と言います。

まかなおさん的には
「金を手に入れることが予め解ってるのなら、後で出番があるかもしれない桂馬を選んどくか。」と考えてしまうのです。

が、ここにこだわりすぎると
前に一歩進む楽しさを味わえないと言うハメに陥る可能性もありますので、素人にはオススメできません。


ここまでくると

もしかして、アレ?

と思った方もいらっしゃるかも知れません。

お値段もリーズナブルながら
荷物置きスペースを持ち
独特の世界感を備えた

バクチ買い的な匂いもちょっとするテント。



ロゴスのツールームテントがええんとちゃう?

と言うトコロにたどり着いたまかなおさんでした。

(続く)

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Posted by まかなお at 19:12Comments(9)テント・タープ系

2013年08月22日

ファミキャンテント大作戦(7)

ファミキャンテント大作戦(6)の続きです。

前エントリーまでで、だいたいファミキャン業界のテント部門について、妄想していたことを吐き出してスッキリしたまかなおさん。

結局これを買いました、以上。

で終わらせてもよいかとも思いましたが、ネットの向こうからバセイとともに、空になったビール瓶が飛んできそうな気もしたので、当初の宣言どおり、ハショるところはハショりつつ進めていきたいと思います。

さて、まかなおさん家のテント選びです。

ファミキャンテント大作戦(2)でも書いたように、普通のファミリー向けテント選びとは違った条件が課せられたまかなおさん。

・奥様(&下の娘)は、キャンプ場でテントで寝るのが怖いので、就寝時は車中泊。
・テントで寝るのは、まかなおさんと上の娘の二人。
・最初のお泊りキャンプでトラブル発生により、1回でキャンプ計画終了となる可能性の考慮が必要。
・一方で、奥様が何かに目覚めて気が変わったら、家族四人テントで寝るようになるかもしれない。

こんなカコクな条件でテントを選ぶ訳ですから、あまり他の方の参考にはならないかもしれません。
ご注意ください。


まず、なんといっても奥様の「キャンプに来てまで車中泊宣言」です。

これが厄介です。

何が厄介かというと、車中泊のスペースを確保するために、車の荷室を空にする必要がある訳です。

”夜使わない道具を車の荷室にとりあえず入れて雨風を防ぐ作戦”が取れないことを意味します。

ということは、「それなりに荷物が置けるテント」が条件となります。

ツールームテントとか、とても魅力的です。
(まかなおさんが建てられるかどうかは全く不明だったりした訳ですが。)

Coleman(コールマン) ラウンドスクリーン2ルームハウス
Coleman(コールマン) ラウンドスクリーン2ルームハウス

これなら荷物も置ける!




テントは、奥様の言葉をマに受けると、まかなおさんと娘1人のふたりだけ寝れればイイ
となるはずですが、

「あたしが気が変わることぐらいわかりきってるでしょ!」のワナを考慮する必要があります。

「テントで寝るのやっぱり楽しそう、パパばっかりズルい!」
と、初回のお泊りキャンプ場で言いだす可能性もぬぐいきれません。

やっぱり最低限家族四人が寝られるスペースを確保しておく必要があります。

最も怖いのは、逆のパターンです。

虫に襲われたり、なにかのトラブルが発生して、「二度とお泊りでキャンプなんていくもんか!」という状況になった場合、デイキャンプ道具はともかく、基本的に寝室である「テント」は完全にお部屋のコヤシが確定です。

流石にこんな状況でイキナリ

小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) ティエラ5EX
小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) ティエラ5EX

小川キャンパルのステキテント!




は、掛け金が高すぎます。超魅力的ですが!


ぐぬぬ。


うぬぬ。


...!

ここで、まかなおさんは腹をくくります。

「うまくいったら、買い替えるの前提!」


課せられた制約条件に悶々としていたまかなおさんの視界が、一気に開けた瞬間でした。

(続く)

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Posted by まかなお at 18:33Comments(3)テント・タープ系