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Posted by naturum at

2013年08月21日

ファミキャンテント大作戦(6)

ファミキャンテント大作戦(5)の続きです。

さて、前回の「ファミキャンテント大作戦(5)」に、こんなコメントを頂きました。
(accoさん、ありがとうございます。)
------
私はアメドをまんまと買いましたが、キャンプ場でアメド率の高いこと高いこと…それだけいいテントなんでしょうけどね、ピーカーなわけでもないので(なれないし)、他は高くても買う価値があると思った、ペグとハンマーのみがスノピの我が家です。
------

このaccoさんのコメントに、まかなおさんが、スノーピークというメーカーを「何かが引っかかって惚れ切れなかった」理由があります。

キャンプ場でアメド率が高いこと高いこと、っていうトコロではありません。

「ピーカーなわけでもないので(なれないし)」という部分です。

スノーピークがある意味尋常じゃない熱意で取り組んでいる「徹底した有力顧客作り」(by東洋経済)が、まかなおさんにとって、囲い込まれている感がハンパなく感じるからなのです。

----------------
君は、我々スノーピークの製品を選んでもいいし、選ばなくてもいい。

それで、君はスノーピーカーになる覚悟はあるのか (はい/いいえ)
----------------
スノーピークは、そのプロダクトの品質の高さと独自性とオドロキの価格で、こんな選択を迫ってきているように感じるのです。

その選択は、アメニティードーム(アメド)を買う段階では迫ってきません。

なぜなら、アメドは普通の高品質な割にお安いテントのフリをしているからです。

まんまとアメドを装備した「後」

「こないだ、テント買ってくれたじゃないですかぁ。ね?ね?」

という感じで、フレンドリーに仕掛けてくるのです。


もう、お気づきでしょうか。


アメドは、
"スノーピークワールドにおけるディアゴスティーニ創刊号”なのです。

ナ ナンダッテー!!
 Ω ΩΩ

将来のスノーピーカーになるかもしれない初心者を狙う刺客として送り込まれた存在なのです。

王者コールマンのタフワイドドームの隣で。

スノーピーク製品の品質と永久保証を担保する、通常の値付け方針から考えると
アメドは安すぎるといって過言ではありません。

あのテントは「コールマンのタフワイドドーム」と同じ価格に設定されているということに、スノーピークの販売戦略上の価値があるのです。

もし、タフワイドドームが値下げして26,800円になれば、アメドは躊躇なく26,800円になると、まかなおさんは思うのです。

これはコールマンの立場からすると、とてもとてもイヤラシイ戦略だと思うのです。

まかなおさんは、そんなコールマンに、ちょっと同情するのでした。

(続く)

スノーピーク アメニティドーム
スノーピーク アメニティドーム

スノーピークの刺客。




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Posted by まかなお at 13:01Comments(5)テント・タープ系

2013年08月20日

ファミキャンテント大作戦(5)

ファミキャンテント大作戦(4)の続きです。

こと、テントに関して言えば、コールマンの圧倒的な市場支配力は認めざるを得ません。
もし、まかなおさんがコールマンのテントを選んでも、きっと大満足して、後悔することはないのでしょう。

でも、まかなおさんがコールマンのテントを選ばない(選べない)理由は別にあります。

「圧倒的なトップメーカーに対抗して、”如何に工夫して違いを出すか”と頑張ってるモノやメーカー」が大好きだからです。


実は、モノを買うときに「一番売れているモノ」を買うのに、理由はいりません。

「一番売れてるから」と言うのが、もっとも大きな買う理由そのものだからです。

極端な例ですが、本のベストセラーで、時たま超特大メガヒットがでるのはそういうことなんだとまかなおさんは思うのです。

中身とかタイトルが素晴らしいのは、その要因のひとつでしかありません。
なにかのハズみでヒットしてしまた本が、今これがキテる!という紹介のされ方で改めてプッシュされ、それで売れると更にコレが一位!という流れで嘘みたいな売上をたたき出してしまう、アレです。

では、他に一番売れているナニか、がある場合。

ある意味”二番手以下のモノ”を買う場合は
「あえてソレを選ぶ理由」を、きちんと用意する必要があるのです。

テントで言えば、コールマンのタフワイドドームっぽい無難なテントを、コールマンと同じ価格で販売しても、売れるハズありません。

Coleman タフワイドドーム300EX III
Coleman タフワイドドーム300EX III

コールマンの大定番の鉄板テント。
絶妙なバランスとしか言いようが無い絶妙さ。




それぐらい、市場を支配しているトップブランドというのは強い存在ですし、その影響力は普通の人が考えているより広範囲に及んでいます。
実際に、一番売れているモノというのは、”大量生産によるコスト競争力”も合わせて考えると、得てして「どう考えてもお値打ちでコレ買うしかない」な存在だったりします。

「アソコのアレがこの価格だったら、うちはどうすればイイ?」

そういう戦いを挑む、チャレンジャーの心意気と発想にまかなおさんはシビれちゃったりするのです。

アマノジャクですみません。


そんな状況で、テントカテゴリにおけるコールマンの好敵手としては
やはり「スノーピーク」が挙げられるのではないかと思うのです。

アウトドアを知る前のまかなおさんが全く知らなかったメーカー。
まかなおさんなりに調べれば調べるほど、感心するしかないメーカー。


でも、こうも思ったのです。

「このスノーピークという会社、戦略がどうも尋常じゃない。」

まかなおさんは、テント検討当時はぼうっとしかその感覚がありませんでしたが、先日、"沸騰 アウトドア市場"という特集に惹かれて買った週刊東洋経済の記事を読んでそれが確信に変わったのです。

「(スノーピークの)強さの秘訣は徹底した有力顧客作りだ。
 年間数十万円を使う熱狂的ファンは「スノーピーカー」と呼ばれ、
 カード会員7万人のうち、年間100万円以上使うブラックカード会員が300人、
 同30万円以上を使うプラチナ会員が3500人。
 このわずか5%強の上位顧客が売上高全体の25%を占めている。」
 (週刊東洋経済 2013/8/3号より)

この部分を読んだ時に、「ああ、なるほどね」と思うと同時に、心の中で何かが引っかかって惚れ切れなかった理由がわかったような気がしたのです。

(続く)

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Posted by まかなお at 00:21Comments(3)テント・タープ系

2013年08月16日

ファミキャンテント大作戦(4)

ファミキャンテント大作戦(3)の続きです。

◆前エントリーのあらすじ
コールマンさん強えぇっすよ!無敵っす!
パネぇっす!

・・・どんどん収拾がつかなくなっている気もしますが、かまわず続けてみたらどうなるか開き直って実験したいと思っているまかなおさんです。

では続きです。
---------
さて、ファミリーキャンプ(オートキャンプ)業界って、そんなに巨大という訳ではないとまかなおさんは思うのです。

まかなおさんの周りを見渡しても、バーベキューをするひとはちらほらいますが、道具をそろえてお泊りキャンプって人はあんまりいません。

アウトドアに目覚めてからこれまでにいろんなお店を巡りましたが、店内がヨドバシカメラのボーナスセール中見たいに嘘みたいに混んでて、レジが長蛇の列で、並ぶ人がみんなテントを抱えている、といった光景はついぞ目にしたことがありません。

だからこそ、キャンプを始めようとする初心者にきっちりアピールをするというのが重要となると思うのです。

その点で、(お店とWEBを見ている限りですが)コールマンの戦略はほれぼれします。

きっちりとニーズに合ったアイテムを投入し
業界の盟主らしく新しいコンセプトやテーマのアピールもちゃんと行い
しっかりとお店との協力関係を結んで売り場を作り
アフターサポートも特に悪いという話もありません。


コールマンの今年のテーマは
アウトドアリゾートをつくろう。」です。

今年、アウトドア専門店や、スポーツオーソリティの店頭で、あの「チャッチャッチャッチャッ」音楽が頭に刷り込まれたひとは、このブログにまかり間違ってたどり着いてしまう人ならたくさんいらっしゃると思うのです。

↓あの「チャッチャッチャッチャッ」洗脳ソング音楽が流れるコールマンのムービー


こういう「これを売るぞこれを売るぞ」じゃない”ふわっとした”取り組みは
業界を背負っていると言う自負と余裕がないとなかなかできません。

”よーし始めよう”と思った時に、とりあえず真っ先に選んでもらえるメーカーだからこそできる戦略です。

「アウトドア業界自体に興味を持ってくれる人を増やす」
そのアピール自体が、結局のところ一番の売上アップ施策だとちゃんと知っているからです。

こういうトコロから見ても、一流で間違いのない、誰にでもおススメできるブランドです。

自動車メーカーで言うと、まさに世界の王者トヨタみたいな存在です。

偉大です。

尊敬します。

・・・でも、コールマンさんには全く落ち度がないのですが、ひとつだけ問題があります。


まかなおさん、トヨタのクルマ苦手なんです。


世の中には二種類の人間がいると思うのです。
今、街にあふれているプリウスをみて、うちもプリウスにしようという人と、プリウスだけは買えないという人と。

まかなおさんは、プリウスがどんなに素敵なクルマで燃費が良い車であると解っていてもいても、選べないほうのひとなのです。


マツダのプレマシーを買っちゃうひとなのです。

これは、良い悪いじゃなくて、そうなんだからしょうがないという話です。

単に、みんなと同じなのはいやだという理由ももちろんあります。
なんか負けた気がするから、という理由ももちろんあります。


でも、一番大きな理由は違うところにあるのです。

(続く)

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Posted by まかなお at 06:50Comments(3)テント・タープ系

2013年08月13日

ファミキャンテント大作戦(3)

ファミキャンテント大作戦(2)の続きです。

テントって、買うのがなかなか厄介なモノのひとつだと思うんです。

これからキャンプ始めるぞ!っていう場合には特に。

イチオシ拡販中の定番品を買うってのは一番楽チンです。
まかなおさんが店頭で目撃したように、展示設営されている実物を見ながら、デザインを見たり、サイズ感をイメージしたり、縫製や生地の確認も行うことができます。

実物を前にして、店員さんに立てやすさや良さを説明して貰うこともできます。

では、自分でお好みのテントを見つけたい!という場合はどうすれば良いのかというと、やっばり、色んなテントを見て決めたい、と考えると思うのです。

でも、
色々なテントが見られる機会と言うのは(イベントを除けば)
人気キャンプ場のハイシーズンの週末ということになります。

キャンプ場で色んなテントを確認するには、お泊まりすることになる訳で。

その為には、結局自分もテントを装備している必要があります。

なんたるジレンマ!


...キャンプ場だったら、大概レンタルもやってるよ?

その通り!

でも、
「アコガレのキャンプ場デビューが”レンタルテント”ってのもなんか味気ないよね」とか思ったりする訳です。

この辺りがチェアを買うだけでエントリーを8個消費するめんどくささの要因です。

自覚はしてます。

とにかく。
レベルイチの初心者としては、展示設営されているテントを見て、納得感を熟成していくものだと思うのです。
マットとかシートとか、時にはシュラフとかもまるっとセットになった、お得なスタートパッケージ、というのを見て、夢が膨らみまくります。
なるほど、どうせ買うんだったら、個別に全部足したお値段よりちょっとお値打ちだねと、オサイフの勘定を始めます。

ある程度ハラヅモリを決めたら、店員さんを呼んで、
「あのう、初めてなんですけど、これ、ワタシでも簡単に立てられますか?」
と聞いて、
「大丈夫ですよ、ここがこうなってる構造なのでウンヌンカンヌン」

そういう風な流れで売れていく。

それが初心者のテント購入に到る流れなんじゃないかと勝手に思うのです。


で、お店で展示設営されているテントのコールマン率が高いとくれば...

そりゃコールマンさん強えっすよ!

テントなんていくつも展示できない訳ですから、ひとつ展示するのが精一杯な筈な訳で。

初心者でも知ってるブランド力を持ち
なんでも揃う総合アウトドアメーカーで
価格設定もお手頃。


これは売れます!

そして、売れると利益が出るので、営業マンが増員できます。

営業マンが多いと、お店の本部にも、現場のお店にもきめ細やかな提案(販売企画)ができます。
また、現場密着ができていると、店頭の状況や要望もばっちり解ります。
そうそうそれそれ!ってアイテムを投入できます。

まさに無敵です!

まかなおさんはアウトドア業界の内情は全く知りませんが、アウトドア専門店でもスポーツ量販店でも、ディスカウント店でも存在感を発揮しているのは素直に感心します。

八方美人な分、戦線が肥大化して大変なことになっているのではと心配するぐらいです。

アウトドア専門店では、定番のタフワイドドームと
スノーピークとタメを張るため(ここ重要)のウェザーマスターを投入。

スポーツ量販店では、タフワイドドームとBCドームをダブル投入で、君ならどっち?作戦を。

ディスカウント店では、激安テントの上級ブランドとしてBCドームを。
(某店で、アウトドアの達人を目指すならコールマンというポップでBCドームが売られてました)

Coleman(コールマン) BCクロスドーム270
Coleman BCクロスドーム270

19,800円!





Coleman(コールマン) タフワイドドーム300EX III
Coleman(コールマン) タフワイドドーム300EX III

29,800円!






ウェザーマスター(R)STドーム/270  39,900円!
※ウェザーマスターに関しては、コールマン公式サイトでしかWEB販売を許可しないという徹底ぶり。

こんな幅広い価格帯でスタンダードドームテントを展開しているのはコールマンだけ
と考えれば、その強さと苦悩がうかがえるというものです。

(続く)
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Posted by まかなお at 07:58Comments(3)テント・タープ系

2013年08月10日

ファミキャンテント大作戦(2)

ファミキャンテント大作戦(1)の続きです。

本格的にテント装備を検討することになった前振りとして、まかなおさんにとって重要なアイテムがあります。

これです。


タープの向こうにある青いポップアップサンシェードです。
(ウカレ娘はムシの方向でお願いします)

車中泊計画(寝てる娘のかかと落としにより命の危険を感じて中止)のさなかに、出先のディスカウントストアで特売されてて3500円ぐらいで調達したものです。

このサンシェード、前面&背面のファスナーを閉じることで、フルクローズすることができたんです。
意味もなく中に入ってフルクローズしたら、これがなんとも楽しくて仕方がありません。

昔から"秘密基地"とか"箱庭"的なモノは大好きなまかなおさん。

小六になってもプラレール遊びをやめなかった為に、親に勝手に捨てられて数日間泣き腫らした経験は伊達ではありません。

(だからと言って、娘しかいないのに欲しがられてもいないプラレールを大量に買い与えるのは完全にトラウマがコジレたから、としか言えません。)

コンロとシュラフを装備したモノの、小型ミニバンの荷室で車中泊するのはとても耐えられないと判断したまかなおさん。

「ここはテントを調達して、キャンプデビューしかない!」
と盛り上がってしまったまかなおさん。

さっそく奥様におそるおそる相談します。
「テントにお泊まりってステキじゃない?」
いつでも撤退できるよう、軽いジャブを打ってみます。へたれです。

「...買ってもいいんじゃない?」
嬉しい事に即答でオーケーがでました。

「でも、寝る時、私は車で寝るから。それで良いんなら。」

なぬっ?

奥様的には、テントみたいな鍵も掛からない無防備な場所で寝るのは怖いから、との事。

女性の心理としてはわからなくもありません。

実際の所、怖いのは雨でも風でも野ダヌキでもなく、悪意を持った人間にフイを突かれるコトだと。

でも、奥様、キャンプ自体にはノリノリなのです。

ふむ。

キャンプ場でのお泊まりがどう言うモノであるか、どういった道具が必要か、と言う情報自体はたくさんでまわっています。

でも、実際にまかなおさん家がキャンプ場でお泊まりしたとして、何が起こるか、どういう気持ちになるか、と言うのはやって見ないとわかりません。

車中泊構想が、なんとか家族四人ヨコになれるになれたものの、恐ろしく娘たちの寝相が悪く真夜中に身の危険を感じるハメに陥って諦めたように。

何らかの理由で、「うちにはムリだね」ってなる可能性も考慮する必要があります。

もしそうなってしまったら、テントは買っても、一度っきり使われるだけのムダな部屋の肥やしに成り果てます。

かといって、テントを現地レンタルで試してみる、と言うのはまかなおさんのオタクの血が許しません。

でも、とりあえず一番安いのって買い方をしてしまうと、奥様と娘たちはクルマで寝ることになったとしても、テントに泊まるまかなおさんの快適な睡眠が、安いテントを買ってしまったことで妨げられると言うのもイヤなのです。

もしかして、キャンプを繰り返すうちに、奥様が心変わりして「やっぱりテントで寝てみよっかな?」となるやもしれません。
その時のことを考えると、二人までしか寝れないような小型のモノを選ぶわけにはいきません。
いざその時、小さいテントだったら、怒られるに決まっているからです。

「あたしが気が変わることぐらいわかりきってるでしょ!」です。

百も承知です。

ただでさえめんどくさいまかなおさんのお買い物に、厄介な制約条件が課せられたのでした。

(続く)
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Posted by まかなお at 15:46Comments(0)テント・タープ系

2013年08月07日

ファミキャンテント大作戦(1)

「テントを買うことになるんだったら、きっとこれ買うんだろうなぁ。」

まかなおさん家にアウトドアブームがやって来る前の話です。
何となくそういう予感めいた気持ちになったテントがありました。

そう思った場所は、某イオンにテナントで入るスポーツ店でのこと。

その時は、まだキャンプのオンシーズンに入る前でしたので、あまり面積が広くないアウトドアコーナーに、ふたつのテントが展示設営されていたのです。

ひとつは、コールマンの「タフワイドドーム300EX III」
Coleman タフワイドドーム300EX III
Coleman タフワイドドーム300EX III

コールマンの大定番テント





もうひとつが、これまたド定番(と後から知った)の「アメニティドーム」です。
スノーピーク アメニティドーム
スノーピーク アメニティドーム

スノーピークの定番ファミリーテント





みなさんもご存じの、通称「アメド」です。
このアメドが、「テント買うんだったら、これにする気がする」とまかなおさんに予感させたテントでした。


おうちのテレビには、XBOX360もプレステ3もWiiが三台、レコーダーが2台、AppleTVが1台、当然のようにつながっている、超インドア派(当時)のまかなおさん。

それまでは、コールマン以外のアウトドアメーカーの名前は認識しておらず、ましてや、それぞれのメーカーブランドがどういった戦略で展開しているのかなんてちっとも興味がなかったのです。

そんなまかなおさんにとっても、展示設営されていたアメニティドームは、なんともおしゃれで上品なたたずまいを備えており、アウトドアのド素人でもわかるコダワリも感じました。

気になるお値段は29,800円(Mサイズ)。
横で展開されている大手メーカーコールマンの「タフワイドドーム300EX III」と同じお値段です。

店頭のポップには、アメドと一緒に、テントにピッタリの「お得なマット・シートセットが8,000円!」とあります。
スノーピーク(snow peak) アメニティドーム マット・シートセット
スノーピーク(snow peak) アメニティドーム マット・シートセット

おトク?なアメド専用マット・シートセット。




マットとシート、2枚で8000円がおトク?
キャンプ沼にずっぽりハマった後なら、まぁオトクかな?ぐらいには思えますが、”ニトリのマット”が基準だったりすると、全くわかんなかったのが実際のところです。

メーカーは”スノーピーク”

もちろん、当時のまかなおさんにとっては全く聞いたこともないブランドです。

これ、おしゃれなちょっとイイ感じのブランドの割に、お値段も頑張っているんじゃね?と言うことは理解できました。
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Posted by まかなお at 22:54Comments(2)テント・タープ系

2013年08月06日

ファミキャンテント大作戦(0)

キャンプ道具、一番の花形と言えば?

クーラーボックス!

....そういう方もまぁ、いるにはいらっしゃるとは思いますが、やはり”テント”ではないでしょうか。

やはり、テントはキャンプサイトの顔でありシンボル。
サイトオーナーの性格が良くでるアイテムだと思うのです。

・中で寝られる人数をテントの価格で割って、一番安いのを選んじゃうひと。
・店頭に試し張りしているテントを見て納得して買っちゃうひと。
・頑張って憧れでこだわりのブランドを入手するひと。
・仲の良い知り合いとおんなじテントにそろえて、グループキャンプを楽しむ人。

いろんなテントの選び方がありますし、そういうのを含めて面白いと思うんです。
絶対的な存在として「金さえ出せば、このテントが誰にとってもベストアイテム」っていうのも無いときたもんだ。
(...逆に、コレは地雷ってヤツはありそうですけど。)

それぞれのテントをどうやって買ったかというところ、それがどこで、いくらで売ってるかというところまで考えると、本当にその人の考え方とか生き方とか、めちゃくちゃにじみでるアイテムだと思うんです。

基本は”寝場所”な訳ですが、キャンプサイトの中核を担います。

人間、寝ている時が最も無防備な訳ですし、ぐっすり快眠できるってことは翌日の元気に繋がるわけですから、安全性や快適性にもこだわる必要があるアイテムです。

ということで、これまでこのブログにお付き合い頂いている皆様には、もう存分にご理解いただいていると思いますが、当然のことながら、まかなおさんは「どんなテントにしようか」ということを、いつもより3割増し妄想思案しました。

うぇ~めんどくさそうと思ったあなた、正解です!

まずテント選びから、というところからキャンプはスタートするのが一般的ではないかと思うわけですが
元々車中泊構想から始まったこともあり、コンロ⇒シュラフ⇒タープ⇒クーラー⇒チェア⇒ベンチ
とそろえてきたのに、未だテントがでてきてないあたりから察していただければと思います。

まかなおのファミキャントライ!は、キャンプ用アイテムを、買った順に「何故それを選んだか」を語っていくスタイルにしてみようか、ということで始めたのですが、事前の予測を大幅超過して手間取り、タープとクーラーとチェアだけで一か月半以上費やすという体たらく。

タープ装備への道、第一回エントリーが6月14日なのに、いつのまにか8月です。
もうすぐお盆です。お盆開けたら、クリアランスセールが始まるはずです。

どうすんだよ!

ナツ終わるぞ!

ということで、ハショれるところはハショろうと心に決めつつ、次回から始めていきたいと思います。

まかなおさんのテント選びの顛末記!

題して
「ファミキャンテント大作戦」

カミングスーン!

....ちょっとだけ、ご期待ください。
(続く)

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Posted by まかなお at 12:40Comments(6)テント・タープ系

2013年07月02日

タープ装備への道(完)

※本エントリーは、タープ装備への道(8) からの続きです。

「下にできる日陰が違います。」と教えてくれたベテランキャンパー(推測)の店員さん。
その後に教えていただいた話をまとめるとこんな感じになります。

「タープは日陰を作る道具。安価なモノは、やはり生地が薄くなるので日陰はできるにはできるが、カンカン照りだったりすると影が薄くなるために、タープの下でも暑い、ということになる。それに、タープのサイズも重要。四人でテーブルを囲んで座るという場合に、影が足りなくなってしまう。要するに、そのタープ(店頭で一番お安いタープ)は、まかなおさん家みたいなファミリーで使うにはサイズがちょっと小さく、生地も薄いので、いざ使ってみると、アレ?と言うコトになりがち。もちろん、予算の関係もあると思うので、そこの所を納得して買うのなら、お値段も安くて良いと思いますが。個人的にはお勧めはしません。」

ぜんぜんまとまってねぇししかも長げぇ!

けど、一言でいうと「安物買いは銭失いでっせダンナ」でしょうか。

.....そんな風に解説されて、「それで良いです。大丈夫です!」と言えるスキルはあいにく持ち合わせていないまかなおさん。

当然、返す言葉は「じゃあ、どの辺りがオススメですか?」になるに決まってるじゃないですか。
こういった誘導が、接客術のイロハだとわかっていても、アウトドア業界についてはザ・ペーペーなので、信頼できると思った店員さんに頼るしかありません。
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Posted by まかなお at 18:46Comments(7)テント・タープ系

2013年07月01日

タープ装備への道(8)

※本エントリーは、タープ装備への道(7) からの続きです。

奥様の「ちゃんとしたお店に見に行って見たらいいじゃん」という発言をきっかけに、家族と初めてやって来た某アウトドアのチェーン店。

お店の前に小川キャンパルの”ツールーム大型テント”が張ってあったりして、到着早々テンションがあがります。

小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) ティエラ5EX
小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) ティエラ5EX

これはかっこええ!お値段も男前!




これが小川キャンパルのテントなのかぁ。

恥ずかしながら、某イオンに入ってるスポーツ店の”アメニティドーム”とコールマンの”タフワイドドーム”しかテントを張った状態を見たことがないのでとても新鮮です。

娘達も大喜びで、出たり入ったり出たり入ったり出たり入ったり出たり入ったり。
おうち"ごっこ"感にテンションが上がってるんだろうなぁ、と思いつつ入店。

店内にもテントが張ってあり、キャンプチェアもたくさん置いてあります。

娘達は、色んなイスに座って座って座って座った挙句に「ねぇ、このテント入ってもいい?」と屋内にも張られたテントの重力に引き寄せられて、引き続きテンションマックス!

出たり入ったり出たり入ったり座ったり座ったり座ったり出たり入ったり。

「....ちょっとは落ち着きなさ~い!」奥様の雷が店内に轟きます。
  続きを読む

Posted by まかなお at 12:49Comments(0)テント・タープ系

2013年06月27日

タープ装備への道(7)

※本エントリーは、タープ装備への道(6) からの続きです。

-----------------------
タープを買うだけで7つ目のエントリーに突入。
完全に飽きられているか呆れられているかどっちかじゃねーかとどきどきですが、
こうなったら最後まで書くぞと心にきめました。あとちょっとー。
-----------------------

「お値段が高くても、それが自分に取って必要と信じられるのであれば買ってしまえ」という方針のまかなおさん。
いきなり困ります。

なんせ、いわば「キャプテンスタッグ」と「ウェザーマスター」の両極を選択肢に入れて悩んでいるわけですから。

キャプテンスタッグ ヘキサタープUV
キャプテンスタッグ ヘキサタープUV(サイドポール2本付)

われらが鹿番長。




Coleman(コールマン) ウェザーマスターヘキサタープ
Coleman(コールマン) ウェザーマスターヘキサタープ

コールマンの「レクサス」




「ドラクエなら最初の村でひかりのつるぎはそもそも売って無いしなぁ。」

でも、キャンプギアの世界ではレベル1でも最高ランクと言われているモノを買うのは可能です。
(もともとひかりのつるぎはドラクエでも武器屋では売ってくれない気もしますが)

これが5万を大きく超えたりするお値段ならハナから除外するのですが、"どうしても買えない"と言うものでもありません。

ハイクラス部門で評価が高いものは当然ながら、ネットのユーザーボイスを見ても、当然ながら"そのお高い値段を納得して買った方が書かれているレビュー"です。

それはそれはココロ惹かれることが書いてあります。

「値段は確かに高いけど、これは納得です。」
「ピンと張った時の美しさ、買って良かったです。」
「テントとマッチして、サイトの雰囲気最高です。」
こんな感じで。

むふー!ふがー!
俄然盛り上がってくるまかなおさん。
  続きを読む

Posted by まかなお at 12:43Comments(2)テント・タープ系

2013年06月26日

タープ装備への道(6)

※本エントリーは、タープ装備への道(5) からの続きです。

ここまできてやっとどのタープを買うのかにたどり着いたまかなおさん。
価格が安いモノから順に見てみることにしましょう。


◎1万円を下回っちゃうぞ部門

North Eagle(ノースイーグル) イーグルヘキサゴンタープ II
North Eagle(ノースイーグル) イーグルヘキサゴンタープ II

とにかく安い!安い!安い!




キャプテンスタッグ ヘキサタープUV
キャプテンスタッグ ヘキサタープUV(サイドポール2本付)

われらが鹿番長。サイドポール付でさすがのお値段。




ロゴス(LOGOS) neos ドームFITヘキサ4443-L
ロゴス(LOGOS) neos ドームFITヘキサ4443-L

ドームテント併用を提案。




この辺りのプロダクツは、とにかく"タープ"として成立していることが求められる製品群です。いわば激安部門です。
「くそあっちぃのぉ、安いのでイイからないか?」とホームセンターとかスポーツ店に駆け込むお客様が対象です。
スポーツストアブランドの製品はこの価格帯であることが多いですが、ストアブランド品はスタンダード品相当のモノを大量仕入れで一番激安品のちょっと上ぐらいの価格帯で展開することが多いので侮れません。トップバリュ作戦ですな。

一番のポイントは値段の安さで、そのお値段の安いなりに「安さだけじゃないよ、ちゃんとしてるよ」と言うアピールをしてきます。
  続きを読む

Posted by まかなお at 13:08Comments(1)テント・タープ系

2013年06月19日

タープ装備への道(5)

※本エントリーは、タープ装備への道(4) からの続きです。

「まかなおよ、おまえ、結局、いずれ両方揃える事になるのが決まってるんじゃねーか」
まかなおさんの脳内に突如響き渡った”天啓”です。

なるほど。思わず膝をたたきます。

そりゃそうだ。

これだけ用途が違って、どっちも魅力的なヘキサとスクリーンの二種類のタープ。
すぐに両方そろえるかどうかは別問題として、いずれ「両方買う」ことになるのなら、そこまで考える必要もありません。

まかなおさん家で溢れかえっているIT系ガジェットの数々も、そうやって増えて来たものです。

今現在も、右のポッケにiPhone5、左のポッケにゃGalaxyS3、のまかなおさん。

キャンプの道具にかぎって、どっちか一つを選ばなければならないというのはナンセンスです。
ちなみにカバンにはガラケーも入ってます...
(おまえ、本当にバカじゃないのかというツッコミはお控えください)
  続きを読む

Posted by まかなお at 12:53Comments(2)テント・タープ系

2013年06月18日

タープ装備への道(4)

※本エントリーは、タープ装備への道(3) からの続きです。

ヘキサタープとスクリーンタープの一騎打ちとなったまかなおさん脳内のタープ検討会議。

同じ日よけですが、まったくアプローチが違うものです。本当にこの二つで一騎打ちでいいのだろうか。

それぞれのポイントをあげると下記のようになった訳です。
(タープという単語を知ったばかりで張ったことのないペーペーの目線ですのでご了承ください。)
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Posted by まかなお at 13:05Comments(0)テント・タープ系

2013年06月17日

タープ装備への道(3)

※本エントリーは、タープ装備への道(2) からの続きです。

はっと我に返り、タープ自体について、もう一度早速いろいろと調べはじめたまかなおさん。

まかなおさんのレベルは自慢ではありませんが、「キャンプの写真でよく見る、テントじゃない方の日よけはタープって言うのか、なるほど~」と言うレベル。
当然そのタープなるモノを調べると、当たり前の事実に突き当ったわけです。

「そうか、タープにも色々と種類があるんだ」

アウトドアで使うための、大きな布とポールを利用した日よけをタープと呼ぶ(まかなお的理解)というならば当然色んなアプローチがあって当然です。

「なるほど、ドラクエの武器で言う所の、剣と釜と斧のようなものなのだな。理解したぞ。」
いちいちゲームに例えて理解するまかなおさん。
...その癖は早く直した方が良いと自分でも思うのです。

まかなおさんが調べた所、タープはざっくりとわけて四種類。

ヘキサタープ・・2本のポールでセンターを作り、サイドはロープを使う本体布が六角形のタープ。
小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) フィールドタープヘキサDX
小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) フィールドタープヘキサDX

ヘキサといえばこんな感じ。そうそうこれだよね感満載。




レクタタープ・・2本のメインポール+4本のサブポールで構築する、本体布が長方形タイプのタープ。
Coleman(コールマン) スクエアタープDX
Coleman(コールマン) スクエアタープDX

レクタはあんまり種類がないけどこんな感じ。玄人っぽい。




スクリーンタープ・・スクリーンテントとも呼ぶ、サイドをメッシュで囲む蚊帳見たいな形のタープ。
Coleman(コールマン) ラウンドスクリーン400EX プラス
Coleman(コールマン) ラウンドスクリーン400EX プラス

夢が広がるスクリーン。虫よけ効果抜群。




カンタンタープ・・4本の脚とタープ部分がセットになっていて、持ち上げるだけで組みあがるタープ
BUNDOK(バンドック) イージータープオーニング250
BUNDOK(バンドック) イージータープオーニング250

タープ界では邪道な存在?それがカンタン。設営が楽そうなのは確かです。




..."カンタン"だけ何故日本語なのかというのがタープ界一番の謎かもしれません。
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Posted by まかなお at 18:04Comments(0)テント・タープ系

2013年06月17日

タープ装備への道(2)

※本エントリーは、タープ装備への道(1) からの続きです。

タープについて、早速いろいろと調べはじめたまかなおさん。

これまでのお買いものは、恥ずかしながらホームセンターのアウトドアコーナーかショッピングモールのスポーツ用品店で、その場にあった適当なモノを見繕って衝動買いしていたのですが、もともと心の底ではオタクを患っていることもあり、気になったら最後、調べまくらないと気が済まないタチなのです。

そして、調べまくっていると「アウトドア業界ファミリーキャンプ部門」の勢力図と位置づけが、何と無くわかってくるのです。
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Posted by まかなお at 12:38Comments(2)テント・タープ系

2013年06月14日

タープ装備への道(1)

SOTO フィールドチャッカーを装備して無敵感満載のまかなおさん。

SOTO フィールドチャッカー
SOTO フィールドチャッカー

お手軽バーベキューのマストアイテム。




これでバーベキューの達人になれるぞ、うひひ。
と意気揚々と近場の公園にある無料バーベキュー場に出かけたのです。  続きを読む

Posted by まかなお at 18:12Comments(1)テント・タープ系