2014年06月05日
スポオソ狂想曲~オンライン編~(2)
※(1)の続きなのです。
改めて、ステキなペグハンマーを探そう!
と思い立ったは良いモノの、まかなおさんの検索技術では、スノーピーク印のペグハンマーがステキ!最高!シビレる!という記事しか見あたりません。

スノーピーク(snow peak) ペグハンマーPRO.S
スノーピークなハンマー、竹モデル。
...そりゃそうです。
スノーピークのペグハンマーは、ソリッドステークを打ち込むために生まれた、特別な存在です。

スノーピーク(snow peak) ソリッドステーク30【6点セット】
ザ・定番ペグ。

なんせ、このソリッドステーク、テント・タープアクセサリーにすぎない存在にも関わらず、スノーピークが自ら"シンボル"と言い切るほどの特別な存在なのです。
スノーピークは自社のホームページにて、ソリッドステークについてこう紹介しています。
----------------
「ペグは消耗品」という概念を変えた最強ペグ。スノーピークのシンボルです。燕三条に伝わる鍛造製法で、どんなに固い地面にも確実にテントやタープを固定し、安全を生み出します。
https://store.snowpeak.co.jp/page/34
----------------
決してキャンプ用品の花形製品では無いペグを、
自らが”自社を象徴するシンボル”と呼ぶ。
もちろん、これには深い理由があります。
既存の概念を打ち破らんとするスノーピークの卓越した企画力と、彼らが居を構える地元燕三条の高度な鍛造技術を組み合わせる事で、新市場を立ち上げ、確固たるスタンダードポジションを得るという
「スノーピークが理想とする勝利の方程式」
の成功事例であり、彼ら自身の基本戦略のバイブルとなる存在が、ソリッドステークなのです。
彼らにとって、まさに聖域。
"シンボル"と呼ぶにふさわしい存在なのです。
そして、その全く新しい概念で生まれたペグは、それを打ち込むための必要なスペックを備えたハンマーを生み出しました。
スノーピークのペグハンマーのページには、創生者の自負と自信にあふれた言葉が並びます。
----------------
1995年、スノーピークはそれまでのペグの常識を一変する頑強なペグを発表しました。鍛造技術で作られた「ソリッドステーク」シリーズです。さらに翌年このペグを打つためのハンマー、「ペグハンマーPro」を開発しました。ヘッドはソリッドステークと同じ鍛造仕上げです。
https://store.snowpeak.co.jp/page/36
----------------
自ら生み出した、これまでにない最強のペグを打つために!
かっちょええ!
シビレル!
...そのペグハンマーProが発売されるまでの一年間、ソリッドステークの購入者はカチカチの地面にどうやってこのペグを打ち込んでたのか気になるまかなおさんです。
そして、ここまで調べ上げているにも関わらず、それでもスノーピーク印のハンマーを選ばないアマノジャクですみません!
そして、この辺からまかなお芸(妄想)です。
スノーピークは、この孤高の存在であるペグ「ソリッドステーク」を、他社のテントやタープの愛用者の切り崩しギアとして位置づけているフシがあるように、まかなおさんは思うのです。
最初にテントを買う初心者に向けた、一の矢であり名刺代わりとなるテントがアメニティドームであるならば。

スノーピーク(snow peak) アメニティドーム+マット・シート【セット】
第一の刺客、アメド。
善戦ムナしく初戦を落とし、コールマンのタフワイドドームといった他社テントを買われてしまったユーザーに対しても、スノーピークはあきらめません。
自社ユーザーへの寝返りを、虎視眈々とテントアクセサリー売り場で狙っているのです。
しかも、これは、ユーザーを選別するという意味では、ものすごく効率が良い仕掛けです。
「なんや、ペグまがってしもたんか?」
「まぁ、しゃあない。普通のヤツは消耗品や。特にテントについてるやつはオマケや。」
「にぃちゃん、このソリッドステークって知ってるか?」
「ほらカチカチや。史上最強や。間違いない。」
「どんな地面でも、絶対に食い込むで。」
「そりゃ、ちょっとは値ぇ張る。しゃぁない。でも、結局トクする」
「ま、とりあえず使ってみてくれんか?」
その黒光り軍団のアピールにまけて、とりあえず6本セットを装備してもらえれば、まずは成功です。

スノーピーク(snow peak) ソリッドステーク30【6点セット】
ザ・定番ペグ。
これが、「二の矢」としてフトコロに食い込むことを目的とした、スノーピークの刺客2号なのです。
初心者でペグを買うユーザーは、”テント付属のペグがまがったか、サイト構築時に不安や不満を感じたユーザー”である確率が高いのです。
おわかりでしょうか!
「ペグを後から改めて選びに来る初心者」は、キャンプリピーターとなる素質を備え、向上心のある初心者なのです。
そのユーザーが、例えばタフワイドドームのユーザーであったとして、その設営に伴って、新たなペグである”ソリッドステーク”を打ち込むたびに、
「このペグ、ええなぁ。」
「スゴいなぁ。」
「さすがやなぁ」
と毎回感じるわけです。
そして、ペグを1本打ち込むごとに、どんどんとスノーピーク愛が高まっていく仕掛けなのです。
カーン (愛!)
カーン (愛!)
カーン (愛!)
高まりまくって荒ぶる存在にまで膨れ上がるスノーピーク・愛は、今更エントリーモデルであるアメニティドームに向かうことはなく、ランドロックやトルテュProのお迎えに走らせます。
かつてのメインテントであったタフワイドドームは残念ながらお留守番となり、ヤフオク送りの危機に襲われる、という
ザ・裏切りのシナリオが成立するのです。
スノーピーク、なんて恐ろしい子!
売れ筋アイテムにインスパイアされたオリジナルブランド品を、圧倒的な低価格で提供することにイノチを注ぐヒマラヤのオリジナルブランド「ビジョンピークス」の対抗品ですら、ソリッドステークよりお値段があんまりお安くできていないことからも、スノーピークのソリッドステークに対する愛と思い入れと尋常でないその戦略を勝手に妄想するまかなおさんなのでした。
(続く)
空気を読まずにロゴス・愛!


で、だから、あんたは何買うたん?とか思ったりしたら、好きな方を押す。
改めて、ステキなペグハンマーを探そう!
と思い立ったは良いモノの、まかなおさんの検索技術では、スノーピーク印のペグハンマーがステキ!最高!シビレる!という記事しか見あたりません。

スノーピーク(snow peak) ペグハンマーPRO.S
スノーピークなハンマー、竹モデル。
...そりゃそうです。
スノーピークのペグハンマーは、ソリッドステークを打ち込むために生まれた、特別な存在です。

スノーピーク(snow peak) ソリッドステーク30【6点セット】
ザ・定番ペグ。

なんせ、このソリッドステーク、テント・タープアクセサリーにすぎない存在にも関わらず、スノーピークが自ら"シンボル"と言い切るほどの特別な存在なのです。
スノーピークは自社のホームページにて、ソリッドステークについてこう紹介しています。
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「ペグは消耗品」という概念を変えた最強ペグ。スノーピークのシンボルです。燕三条に伝わる鍛造製法で、どんなに固い地面にも確実にテントやタープを固定し、安全を生み出します。
https://store.snowpeak.co.jp/page/34
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決してキャンプ用品の花形製品では無いペグを、
自らが”自社を象徴するシンボル”と呼ぶ。
もちろん、これには深い理由があります。
既存の概念を打ち破らんとするスノーピークの卓越した企画力と、彼らが居を構える地元燕三条の高度な鍛造技術を組み合わせる事で、新市場を立ち上げ、確固たるスタンダードポジションを得るという
「スノーピークが理想とする勝利の方程式」
の成功事例であり、彼ら自身の基本戦略のバイブルとなる存在が、ソリッドステークなのです。
彼らにとって、まさに聖域。
"シンボル"と呼ぶにふさわしい存在なのです。
そして、その全く新しい概念で生まれたペグは、それを打ち込むための必要なスペックを備えたハンマーを生み出しました。
スノーピークのペグハンマーのページには、創生者の自負と自信にあふれた言葉が並びます。
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1995年、スノーピークはそれまでのペグの常識を一変する頑強なペグを発表しました。鍛造技術で作られた「ソリッドステーク」シリーズです。さらに翌年このペグを打つためのハンマー、「ペグハンマーPro」を開発しました。ヘッドはソリッドステークと同じ鍛造仕上げです。
https://store.snowpeak.co.jp/page/36
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自ら生み出した、これまでにない最強のペグを打つために!
かっちょええ!
シビレル!
...そのペグハンマーProが発売されるまでの一年間、ソリッドステークの購入者はカチカチの地面にどうやってこのペグを打ち込んでたのか気になるまかなおさんです。
そして、ここまで調べ上げているにも関わらず、それでもスノーピーク印のハンマーを選ばないアマノジャクですみません!
そして、この辺からまかなお芸(妄想)です。
スノーピークは、この孤高の存在であるペグ「ソリッドステーク」を、他社のテントやタープの愛用者の切り崩しギアとして位置づけているフシがあるように、まかなおさんは思うのです。
最初にテントを買う初心者に向けた、一の矢であり名刺代わりとなるテントがアメニティドームであるならば。

スノーピーク(snow peak) アメニティドーム+マット・シート【セット】
第一の刺客、アメド。
善戦ムナしく初戦を落とし、コールマンのタフワイドドームといった他社テントを買われてしまったユーザーに対しても、スノーピークはあきらめません。
自社ユーザーへの寝返りを、虎視眈々とテントアクセサリー売り場で狙っているのです。
しかも、これは、ユーザーを選別するという意味では、ものすごく効率が良い仕掛けです。
「なんや、ペグまがってしもたんか?」
「まぁ、しゃあない。普通のヤツは消耗品や。特にテントについてるやつはオマケや。」
「にぃちゃん、このソリッドステークって知ってるか?」
「ほらカチカチや。史上最強や。間違いない。」
「どんな地面でも、絶対に食い込むで。」
「そりゃ、ちょっとは値ぇ張る。しゃぁない。でも、結局トクする」
「ま、とりあえず使ってみてくれんか?」
その黒光り軍団のアピールにまけて、とりあえず6本セットを装備してもらえれば、まずは成功です。

スノーピーク(snow peak) ソリッドステーク30【6点セット】
ザ・定番ペグ。
これが、「二の矢」としてフトコロに食い込むことを目的とした、スノーピークの刺客2号なのです。
初心者でペグを買うユーザーは、”テント付属のペグがまがったか、サイト構築時に不安や不満を感じたユーザー”である確率が高いのです。
おわかりでしょうか!
「ペグを後から改めて選びに来る初心者」は、キャンプリピーターとなる素質を備え、向上心のある初心者なのです。
そのユーザーが、例えばタフワイドドームのユーザーであったとして、その設営に伴って、新たなペグである”ソリッドステーク”を打ち込むたびに、
「このペグ、ええなぁ。」
「スゴいなぁ。」
「さすがやなぁ」
と毎回感じるわけです。
そして、ペグを1本打ち込むごとに、どんどんとスノーピーク愛が高まっていく仕掛けなのです。
カーン (愛!)
カーン (愛!)
カーン (愛!)
高まりまくって荒ぶる存在にまで膨れ上がるスノーピーク・愛は、今更エントリーモデルであるアメニティドームに向かうことはなく、ランドロックやトルテュProのお迎えに走らせます。
かつてのメインテントであったタフワイドドームは残念ながらお留守番となり、ヤフオク送りの危機に襲われる、という
ザ・裏切りのシナリオが成立するのです。
スノーピーク、なんて恐ろしい子!
売れ筋アイテムにインスパイアされたオリジナルブランド品を、圧倒的な低価格で提供することにイノチを注ぐヒマラヤのオリジナルブランド「ビジョンピークス」の対抗品ですら、ソリッドステークよりお値段があんまりお安くできていないことからも、スノーピークのソリッドステークに対する愛と思い入れと尋常でないその戦略を勝手に妄想するまかなおさんなのでした。
(続く)
空気を読まずにロゴス・愛!



で、だから、あんたは何買うたん?とか思ったりしたら、好きな方を押す。